中村繁夫さんの著書、「2次会は出るな!~20人で340億! カリスマ商社マンが教える!ビジネスマンのための「稼ぐ力」をつける13のレッスン~」を読んだ。
「稼ぐ力」をつける13のレッスンとあるように、本書には成功するのに必要なビジネスマインドがつまっている。
例えば著者は、
金の使い方には人間の器量が反映され、その人の見識や品格が表れます。そしてその生き様が、人間の値打ちを決めるのです。
と述べているのだが、これは「死に金」ではなく「生き金」を使うことの重要性を示している。
つまり、お金の使い道にはその場限りの使い方と、後でリターンとなって帰ってくる生きた使い方があるのだ。
人と交際するにしても、自己投資するにしても、常にそのリターンをしたたかに考えた上でお金を「投資」する人は、無意識に飲んだり遊んだりしている人と差がついて当然だろう。
これは時間の使い方にしても同様である。
使う量ではなく、使い方の「工夫」がだんだん大きな差を生むのだ。
また、このしたたかさはビジネスにおいても重要なようだ。
日本人はどうも周囲との和を重んじる傾向があるが、
結局のところビジネスマンにとってもっとも大切なのは、相手を傷つけないこととか空気を読むことではなく、目的を達成すること、お客様と一緒にビジネスを成功させることなのです。
目的絶対、手段は自由なのだ。
目的をあいまいにして、努力しましたでは通用しない。
最後に、私が個人的に気に入ったのが「探検志向」をいう考え方だ。
探検とは、自分でリスクマネジメントをしながら新しいものを創造し、世の中に貢献すること。
リスクを恐れて事なかれ主義に陥ることなく、リスクを受け入れ、それを洞察力をもってマネジメントした上で、勝負に出ることが大きな目的を達成するには大事なのだと理解した。
2次会は出るな!~20人で340億! カリスマ商社マンが教える!ビジネスマンのための「稼ぐ力」をつける13のレッスン~ | |
中村 繁夫
フォレスト出版 2008-06-20 おすすめ平均 |
2 Comments
こんにちは!
そういう本だったのですね。
よく理解できました。
なんとなく題名から手を出していなかったのですが
読まず嫌いはダメですね(^^;
読書も投資ですね。
きちんとインプットした情報をアウトプットに活かして
死に金にならないように気をつけないとですね(^_-)
BJさん
私も最初タイトルを見たときは何事かと思いました^^;
読書もまさに、投資ですよね。
およそ1500円支払うだけで、
その本の著者が何年もかけて生み出したような
知恵やノウハウが学べるという、
ローリスク・ハイリターンで非常にありがたい投資です。
あとはアウトプット、私もがんばらねば。