スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉 (青春新書INTELLIGENCE 239) | |
林 信行
青春出版社 2009-06-11 |
林信行さんの『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉』を読みました。
私の大好きなジョブズ関連の一冊ですね。
青春出版社の川崎隆昭様よりいただきました。
スタンフォード大学でのスピーチを筆頭に、ジョブズがこれまでに数々の名言を残しているのは有名な話しです。
本書はそんなジョブズの”言葉”に注目しています。
Macintosh、iPod、iPhoneの開発へとアップル社員を駆り立ててきたジョブズのカリスマ的な”言葉”を通じて、ジョブズの哲学に触れることが出来る、また自分自身がモチベートされる、そんな一冊になっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 我々は自らのビジョンに賭けているんだ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
我々は自らのビジョンに賭けているんだ。そうするほうが、”横並び”の製品をつくるよりもいいと思っている。そうしたことは他社に任せるよ。我々にとっていつも大事なのは次の夢なんだ。
Macintosh、iPod、iPhoneなど、アップル社は次々とイノベーティブな製品を生み出しています。
その傍らで彼らに追随して横並びの製品をつくる、いわゆる模倣者が市場には存在します。
両者の何が違うのかというと、私は目的の違いではないかと思います。
模倣する側の人たちの目的はあくまでも市場でのシェアを獲得することで、市場のリーダーとなることです。
それに対してアップル社が目指すのは、世の中にない、新しい画期的な製品を生み出すことで世界を変えることなのです。
We’re here to put a dent in the Universe. Otherwise why else even be here?
私たちは宇宙に衝撃を与えるためにここにいるんだ。それ以外に理由などあるのか?
横並びの製品を作っても世の中を変えることは出来ない。
宇宙をへこませてやるような製品を作ってやろう。
この情熱と執念こそが、ジョブズの強みなのではないでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
有名な”Stay hungry, stay foolish”など、まだまだ紹介したいところですが、続きは是非本書を読んでみてください。
言葉の節々からジョブズの哲学が垣間見れ、初めてジョブズの本を読むと言う人にもオススメです。
スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉 (青春新書INTELLIGENCE 239) | |
林 信行
青春出版社 2009-06-11 |
2 Comments
>We’re here to put a dent in the Universe. Otherwise why else even be here?
しびれました!さすがだなー、スティーブ・ジョブズ!
目の前でスティーブ・ジョブズにこの言葉を言われたら、「ついて行くっす!」ってなっちゃいますね。
ぼってぃーさん
えぇ、間違いないですね(笑)
ジョブズのような、こういうセリフの似合う人に
なりたいっす!