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Author Archives: 河村 拓

『和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ』

和田裕美さんの著書、「和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ」を読んだ。
本書の内容を簡潔にまとめると、
●お金を使うことを「未来への投資」ととらえ、
●自身が普段から上手にお金を使っている人が、お客様にも商品自体ではなくそれを買うことによって得られる「未来」を売ることができ、
●結果として相手も自分も満足する「稼げる営業」になれる
ということだった。
自分自身がお金を使うことに抵抗があったり、物を買うときになかなか決断できなかったりする場合、お客様に商品を進めるときもどうしても「罪悪感」を感じてしまう。
そういう状態では決して売ることはできないようだ。
自分の決断の仕方とかお金の考え方は、営業のときに影響する。
物を売ることに罪悪感を感じてしまう人は、本書を読んでみてはいかがでしょう。
以下、私用メモ
●「お金以外で何かできない理由はありますか?」と確認してからクロージングに進む
●値引きではなく、「価値>価格」のイメージを持ってもらう
●無料のものを有料にしてまた無料にする
●付加価値を売る、付加価値とは「ワクワク」

和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ
和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ 和田 裕美

大和書房 2007-07
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star営業の話とは程遠い。
star営業の本ではなく「お金」の本です!

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『職場を悩ます ゆとり社員の処方せん』

池谷聡さんの著書、「職場を悩ます ゆとり社員の処方せん」を読んだ。
2008年4月、日本企業に突如モンスターが現れた。
その名も「ゆとり社員」
彼らは入社後早くも職場を悩ます脅威として認識され始めている。
「ゆとり社員」の定義は、
●1992年にゆとり教育が導入された前後に小学校1年生になった世代
●2008年4月に企業に新卒入社した世代
である(私のことじゃないか!)。
現在までに発見されている彼らの生態的特長は、以下のとおりである。
1.オフィスにかかってきた電話を取らない
 ・面識のない人とのコミュニケーションに抵抗がある
 ・自分の成績に直結しない仕事に興味を持たない
2.上司との酒はきっぱり断る
3.顧客の希望よりも「自分の夢」にこだわる
4.仕事の抱負は「転職できるスキル」を磨くこと
 ・将来に常に不安を抱えている
5.「受験」も「就活」も苦労知らずでめげやすい
6.何でも教えてくれる「グーグル」が先生
 ・自分の頭で答を考えることができない
7.「自分はできる」と自信満々だが実践に弱い
8.言われたことしかやらない、できない
9.「お客様感覚」でプロ意識が低い
 ・自己主張が強いわりに受身
10.具体的イメージのない成長願望
11.成長できないと感じるとすぐ辞める
12.すぐに成果が出ることにしか興味がない
(いくつ当てはまりますか?)
なお、既に表出している被害状況の例をいくつか挙げると、
●友達を大切にするのが自分の個性だといって仕事を休む
●急ぎの用にも関わらず電話ではなくメールで済ませたため、確認が遅れる
●アドバイスしたら叱られたと感じ、退職する
などがある。
しかし、これらはほんの一部に過ぎない。
こうした問題に対処し、「ゆとり社員」の能力をうまく引き出すための「処方せん」が本書である。
被害にあっている方は参考にしてみてはいかがだろうか。

職場を悩ます ゆとり社員の処方せん
職場を悩ます ゆとり社員の処方せん 池谷 聡

朝日新聞出版 2008-07-04
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star若いスタッフに対する疑問が解消
star管理職、人を使う立場の人ならぜひ読むべき

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『訪問しないで4年連続No.1が実践! 私の最強の営業ツールは「お客様のクレーム」でした。』

菊原智明さんの著書、「訪問しないで4年連続No.1が実践! 私の最強の営業ツールは「お客様のクレーム」でした。」を読んだ。
「お客様のクレーム」が最強の営業ツールってどういうことだよ!とおもって読んでみたのだが、なるほど納得。
お客様はもちろんいい買い物をしたいと思っているのだが、それ以上に「失敗したくない」という気持ちが強い。
そこに商品のメリットだけを自信満々に語られても、本当は重大な欠点を隠しているんじゃないかと、うさんくさく思われてしまう。
そこで逆にお客様からのクレーム情報を伝えると、「この人は誠実で信頼できる人かもしれない」と、お客様は考えてくれる。
失敗したくないと思っているお客様は、他の人が失敗した事例を知りたがっているからだ。
営業にとって、トークをはじめとした様々なスキルを磨くことは確かに大事だが、それ以上に人として信頼されるような人間力を磨くことが重要なのだと感じた。
スキルはあくまでお客様との接点を作り、お互いが気持ちよく交渉できる場を作るためのものであって、お客様に商品を買わせるためのテクニックではないのだ。
以下、私用メモ
●お客様が知りたがるのは、営業が隠したがる内容→他のお客様の失敗例やクレーム
●心の中で思っていることと実際にお客様に説明していることが違っていると、違和感が相手に伝わる
●信頼関係が出来上がる前や警戒心が強いときに商品のアピールやクロージングトークをしても、うさんくさく感じられる
●いきなり「分からないことは?」と聞かれてもお客様は答えられないので、例を示す
●カタログに簡単な挨拶文を挟む
●自然体で話す(営業トークをしない)
●専門用語に頼らず、分かりやすく説明する
●突然の訪問は迷惑→手紙のほうがベター
●印象の良い営業レターやDM
 ・自分の顔写真を入れる
 ・封筒や同封する手紙の宛名は自筆で書く
 ・自分の携帯電話番号とメールアドレスを入れる
●お役立ち情報はシリーズ化する
●ハガキはがら空き状態なので、有効
●駆け引きを感じると買う気がなくなる
●キーマンの了承を得る
●商談に入ってからはアピールする
●既に契約が決まったものとして少し先の話をする
●「このまま話を進めさせていただいてもよろしいですか?」はダメなときにも修正が聞く効果的なクロージング方法

訪問しないで4年連続No.1が実践! 私の最強の営業ツールは「お客様のクレーム」でした。
訪問しないで4年連続No.1が実践! 私の最強の営業ツールは「お客様のクレーム」でした。 菊原 智明

ダイヤモンド社 2008-04-11
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star逆転の発想

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『一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密』

前田出さんの著書、「一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密」を読んだ。
本書は6年間で2万4千名のホビークラフト(ビーズ、押し花など)のインストラクターを養成した著者が、そのインストラクター事業を余すところなく解説したものだ。
ほとんど費用をかけずに百貨店のイベントに3万5千人を集め、インストラクターの満足度を高めることで帰属意識を高め、96%の継続率を達成するそのビジネスモデルから学べるのは、逸脱したブランド戦略とマーケティング手法だ。
これらをうまく活用すれば本書の言うように、「一気に」業界No.1のポジションを獲得することも可能かもしれない。
いち早く信用を獲得し、知名度を上げたい中小企業などにとっては必読の内容ではないだろうか。
というか、これほどの内容を1500円で書籍化してしまってもいいのだろうか。
手元において大事に使わせていただきます。
以下、私用メモ
成功のポイントは、会社と組織を分けたこと
ターゲットは「生徒」ではなく「先生」
●広告媒体(雑誌、新聞)のある企業とジョイントする
●インストラクター事業のポイントは「先生」が「先生」をつくることで、先生自身が何らかの基準を持って新しい先生を認定できる仕組みが必要→体系化されたカリキュラム、教科書
●体系化されたカリキュラムを標準の指導時間で区切り、指導マニュアルとともにパッケージ化することで、先生が指導・評価できる仕組みを作る
広告媒体とのジョイント、ブランド力のある百貨店での展示会、財団の認定を受けたことによる講座そのものの信用度などを作り上げることで、1000人、2000人単位の受講者をつかめる
●先生たちが活躍できる仕組みを作れば、先生たちが各地で講座を広げてくれるので、勝手に、しかも一挙に全国展開が図れる
●文化・アートに高めることで、先生のモチベーションを上げる
●最初は誰か一人にスポットを当てて光らせる
ピラミッドの頂点は階層を増やすことでなく、先生をブランド化することで高める
●先生に満足してもらう6つの報酬
 ・お金(指導料+教材販売)
 ・ポジション(先生と呼ばれる喜び)
 ・やりがい
 ・スキルアップ
 ・仲間
 ・人間性
●告知力ではなく、認知率や反応率、同伴率を上げる仕掛けをすることが動員率アップのポイント
●百貨店イベントのポイント
 1.先生のブランド化
 2.新規受講生の獲得
 3.官公庁・業界メーカーへのプレゼンテーション
●ブランド化への4つの証明証
 1.賞状
 2.受賞作品を百貨店で展示
 3.受賞作品のキットを百貨店で販売
 4.受賞作品の作品集を作る
●先生を作り、先生を輝かせればその先生が各地でどんどん告知をしてくれる→各地に小さなピラミッドが生まれ、その頂点に光を当てることで、会員を増やしてくれたり、イベントの集客をしてくれたり、商品を買ってくれたり、売ってくれたりする仕組みが誕生する→この仕組みと事業のビジネスモデルを連結させる仕組みさえ考えれば、コストや労力を使わずに事業を拡大させ、業界トップに舞い降りるビジネスモデルができあがる。

一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密
一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密 前田 出

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『人生という名の手紙』

ダニエル・ゴットリーブさんの著書、「人生という名の手紙」を読んだ。
本書は二十年間四肢麻痺患者として生きてきた男性が、自閉症を持って生まれてきた孫、サムに当てた32通の手紙でできている。
愛や家族とはどういうものなのか、成功と挫折とは何か、そしていずれサムが直面することになる、みんなとは「違う」ということがどういうことなのかについて、著者が35年間精神分析医として過ごした経験を背景に語られている。
そしてそれは最終的に、人間であることはどういうことなのか、生きるとはどういうことなのかという問にいきつく。
著者の深い洞察には頭が下がる。
いくつかの手紙は、まだ私にははっきりと答えの出る問題ではなかった。

君の体は完璧じゃない。君の脳も完璧じゃない。まわりの人たちとは違っている。
だけど、君の目を見て、君の愛らしさを見れば、君の母さんの言うとおりだと思うしかない。一番大切なことに目を向ければ、わかる―君はすでに完璧なんだと。

わたしは君と今この瞬間に生き、その瞬間に起きていることに気づいた時、大きな喜びを感じた。過去と自分が失ったものに気づいた時、痛みを感じた。そして、未来と自分が求めているものに気づいた時にも、やはり、痛みを感じたんだ。
つまり、大人の多くが苦しむのは、過去の人生について考えたり、この先、思いどおりの人生を生きようとするからなんだね。
だけど君はあの日、今、目の前にある人生を生きさえすれば、人生はずっと心地よいものになると、わたしに気づかせてくれたんだよ。

わたしは何度か危篤状態になったことがある。いまでも死を身近に感じている。
でもね、サム。私はずっと、死は問題ではないと考えてきた。ちゃんと生きていないことのほうが問題なんだとね。

四肢麻痺であるとか、自閉症であるとかいうことは、ただその人がそれを「抱えている」ということであって、それがその人の本質ではない。
人の本質は別のところにあって、それさえ完璧であれば問題はないのだというメッセージが伝わってくる。
人と比べるといろいろと自分が劣っている部分も見つかるかもしれない。
世の中には勝ち組だとか負け組みだとか、変な価値観で人を区別する風習もある。
でも、一番重要な本質を見失わない限り、人は安らぎと心地よさを得られ、ちゃんと生きていくことができるのかもしれない。
その本質を、これから見つけていかなければならないと思った。

人生という名の手紙
人生という名の手紙 児玉 清

講談社 2008-06-20
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『「仕事力」のある人、ない人』

柴田励司さんの著書、「「仕事力」のある人、ない人」を読んだ。
本書は仕事力を高めるヒントを50項目にまとめたものだ。
個人的に気になったのは以下の二つだった。
①「信頼される」リーダーへの道

部下の「よくない点」を嘆き、文句を言う前に、輝く部分をさらに輝かせるような環境を作ることができていないことを反省すべきでしょう。
(中略)
また、マイナス点を認識し、注意することで、部下に対して「私があなたの上司ですよ」というポジショニングを示した気になっているわけです。
(中略)
上司としては、誰にでも弱い部分はあること、デキない点があることをしっかり踏まえたうえで、デキる点に、超大きなスポットライトを当てて、部下に達成感を感じながら仕事をしてもらいましょう。

これは最近強く感じる。
ただ、どっちかというとリーダーではなくマネジャー的な役割だと思うが。
社員がモチベーションを発揮し、高い生産性を発揮できるのは、
自分が組織に必要とされ、評価されている
自分の強みが活かされている
この二つが満たされているときだと思う。
ではマネジャーの仕事は何かというと、メンバーが強みを発揮しないことを嘆くことではなく、メンバーの出来ない部分を叱ることでもない。
そんなことをしてもその人は自尊心を見失い、モチベーションを落とすだけだ。
まずはメンバーが自分の強みを発見する手助けをし、それを発揮できるような職場を作ること。
そしてメンバーの成果に対して、出来た部分を最大限に評価し、感謝の意を伝えた上で、「But I know you can do better」と、さらなる期待を伝えることだ。
その時その時の努力や成果、他の人との比較によってではなく、その人自身を絶対的に認め、信頼してくれる人が一人でもいれば、その人は心から勇気付けられる。
そして、その期待に答えようとがんばることができるのだと、最近気づく場面があった。
その人が自分の成長をちゃんと確認できるようにマネジメントしてあげ、そして成長した部分について最大限に褒めてあげると、その人はますますがんばるようになり、どんどん成長していくのだ。
すると次第に自分に自信を持ち、自尊心が生まれ、さらには自主性が生まれてくる。
何か頼みごとをするときも、前なら無表情で「わかりました」だったのが、自信満々に「任せてください!」なんて言うようになる。
前はできなかったことが、気づいたら自分でできるようになっていたりする。
マネジャーの対応で、こんなにも人は成長できるのかと、ちょっと感動的な体験だった。
②人の「情報」の取り扱い方

発言内容、単語、言い方、タイミング―これらは聞いている人の感情に揺らぎを与えます。組織は「機能の集合体」のように見えて、実は「感情の集合体」です。リーダーの機嫌がよければ組織が明るくなり、リーダーがどよんとしていれば組織もどよよんムードになります。

確かに、組織のトップにいるような人が常に暗い顔をしていると、「社長があんな顔をしててこの会社は大丈夫なのか?もしかしてヤバイんじゃないか?」と社員も不安になってしまうだろう。
また、常にというわけではなくてもリーダーが暗い顔をしていたら、それは部下にも伝染してしまう。
ポジティブであるということは、確かにリーダーの重要な資質のようだ。

「仕事力」のある人、ない人
「仕事力」のある人、ない人 柴田 励司

PHP研究所 2008-06-21
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star優れたリーダーになるための50のヒント

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『39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する』

柴田励司さんの著書、「39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する」を読んだ。
本書は組織において、知力、気力、体力面でもっとも充実する40台のリーダーが求められている近頃の動向をにらみ、自らの成長のスピードを加速させ、39歳までにやるべきこと、身につけておくべき資質について語ったものである。
本書で上げられているリーダーの資質やスキルは納得させられるものが多く、自分が出来ている部分、逆にこれから身につけていかなければならない部分を見つける上で大変参考になる。
特にリーダーに必要な資質の6番目にあげられている、目先の利益や結果を得るために日和見な態度をとったりせず、また苦境にめげることもなく、自らのこだわりを強く追求する姿勢は、あこがれつつもまだまだ自分には足りないと感じる「強さ」だ。
しかし、この「こだわり」とは、身につけるものなのだろうか?
もっというと、リーダーになるために身につけるべき資質なのか、それともそれがあるからこそリーダーとなるのか。
私は後者だと思う。
つまり、「リーダーになるためにリーダーになる」のではなく、「リーダーは生まれながらにリーダーである」が、今の私の考えなのだ。
確かにリーダーに必要な資質やスキルはたくさんある。
しかし、結局のところ有能なリーダーと真のリーダーを分かつものが一つあるとすれば、それは実現したい未来のビジョンがあるかないかではないかと私は思う。
究極的にはビジョンがなくても会社は回すことができる。
現に、ただ掲げるだけで実質的にはビジョンがない企業は非常に多い。
だから、ビジョンがなくてもリーダーにはなれるし、会社を安定させればそれは「できる」リーダーということになる。
しかし、私があこがれるリーダーはこういうタイプではないし、人々があこがれてこの人についていきたいと思わせるリーダーでもないと思う。
私があこがれるリーダーは、いつも輝かしい未来をイメージしていて、それを実現せずにはいられない情熱を持つ人だ。
だから彼らは夢を現実に変えるべく、自然に人々を巻き込むリーダーとなる。
その活動は時に現実を変え、それがしばしば世の中をより良くする。
だからこそ彼らの仕事には価値があり、人々が称賛するのではないだろうか。
だから私は、リーダーになるのが目的のうちは、どんなにがんばって資質やスキルを身につけても「真のリーダー」にはなれないと思う。
輝かしい未来をイメージした人が、それを実現するためにリーダーシップを磨いて始めて「真のリーダー」が生まれるのではないかと思う。
やはりまずやるべきは、今見えている漠然とした「より良い未来のイメージ」を、本を読んだり、様々な人と出会ったり、世界を見て回ったりしながら、大きく膨らませていくことだなと思った。
リーダーの持つ資質やスキルについて学べ、かつ真のリーダーとは何かを考えるきっかけとなった、良書だった。
紹介してくれたBJさん、どうもありがとう!
以下、私用メモ
●正確に情報を収集し、短時間に本質を捉え、そして最適と思われる判断をする、この連続した行動の質の高いリーダーこそ、できるリーダー
●物事の最終地点を先に決め、そこから現状までを逆算して、ゴールに至るまでの生涯を取り除いて考えると、通常では考えられないような進め方で目的を達成できる(超演繹的思考)
●できるリーダーはめげない
●プレゼンテーションの場で「読ませるスライド」はNGであり、スライドはあくまでシンプルに、なおかつ一枚に一つのメッセージが原則(詳しい資料は後で配布)

39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する
39歳までに組織のリーダーになる―活躍スピードを加速する 柴田 励司

かんき出版 2005-04
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おすすめ平均 star
starターゲットを限定した試みは成功している!
starリーダーの必要条件集
star繰り返し繰り返し読む本

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始めてのTOEICに挑戦するべく、先月の6月27日から勉強をしている。
勉強を始めた段階では模擬試験を受けても800点くらいだった。
そこで目標を900点に定め、試験日を3ヵ月後とし、その期間内にギャップを埋めるには何が必要かをあぶりだして一日ごとの予定にエクセルで落とし込んだところ、かなり手ごたえが大きい。
勉強を始めてから1ヶ月くらいたったのでまた模擬テストを受けてみたのだが、
リスニング 90%
文法・語法 96%
長文 90%
と、確実に成果が出ていて、予定の3ヶ月を上回る速さで既に目標は達成できそうな水準になってきた。
ちなみに一日の勉強時間は1時間を越えていない。
現時点での自分の力量を知り
定めた目標とのギャップを見極め
それを定めた期限内に埋めるには何が必要かを分析して
一日ごとの計画に落とし込み
実行する
以前講演で聴いた渡邉美樹さんの夢のかなえ方を応用してやってみたのだが、この方法は自分に合っているし、非常に有効なことが判明した。
いろんな場面で使ってみようと思う。

『絶対に成功する! 起業法』

兼田武剛さんの著書、「絶対に成功する! 起業法」を読んだ。
「絶対成功する!」というから読んでみたが、本書の中身には起業を確実に成功させることを保証するような根拠はなく、そもそも何を持って成功とするのかの定義もない。
しかし、事業領域決定、商品計画、販促計画などの「起業前にやっておくべきこと」が網羅されているので、「事前準備のチェックリスト」としては充分活用できると思う。
起業前にやっておくべきことは多くあるが、本書を読んで、その中でも最も重要なのは「夢と強みが重なる天職を見つけること」と「起業前に顧客を見つけること」であると感じた。
夢は確かに大切だが、いくら夢があってもそれが自分の強みを活かして実現できることでない限り、うまくはいかない。
しかし、夢と自分の強みが重なるような事業があれば、それは天職といえる。
そして、そのような仕事であれば起業しても成功する可能性が高いのだそうだ。
また、起業がスムーズにスタートできるかどうかは「商品力」にかかっているといっても過言ではないが、
商品力があるかないかを事前に調べる有効な方法が、事前にターゲットとなる顧客に話してみることである。
その人が興味を持ち、顧客になるというようであれば、それは商品力(もしくは自身の人間力)が優れている証拠になる。
ただ、革新的過ぎて回りに理解されないという場合もあるので、すべてを鵜呑みにはしないほうがよさそうだが。
最後に、著者は「成功するまでやる!そうすればあなたは絶対に成功します!」と述べているが、これはそのとおりだと思う。
ワタミの渡邉美樹さんも、「夢をかなえることそれ自体は難しいことではないかもしれないが、夢をあきらめないことが難しい」と自身の著書で述べている。
あきらめない強さがほしいですね。

絶対に成功する! 起業法 (PHPビジネス新書)
絶対に成功する! 起業法 (PHPビジネス新書) 兼田 武剛

PHP研究所 2008-07-19
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『お金持ちほど「捨て方」がうまい!』

堀之内九一郎さんの著書、「お金持ちほど「捨て方」がうまい!」を読んだ。
著者は学歴・資金・人脈ゼロの状態から、ゴミを集めて売るリサイクル業で年商102億円のビジネスを築き上げた。
リサイクル業から培った著者の「モノ」に対する考え方から感じたのは、「本物を見抜ぬく」ことの大切さだ。
大量消費社会といわれる現代だが、次々と新しい製品が生み出されている中で、何が本当に必要な機能で、何が不要な機能なのか、どんな製品が本当にいいもので、どれが偽者なのかということが分からず、つい値段やブランドで選んでしまうということが、よくあるのではないかと思う。
しかしいくらブランド物といえども、供給者側もどんどん買い換えてもらわなければ儲からないと考えているわけで、商品を購入する際にはちゃんと自分の目で確かめなければそれが長く使えるいいものかどうかは分からないのだ。
自分の目で確かめることを怠っていると、いつまでたってもモノを見極める力がつかず、無駄な買い物を繰り返してゴミを増やす、ということになるわけだ。
物をみる前に正札やブランドからみるからダメ。自分で、物を見極める力を養おうともしない。だから、日本人は「物を見抜く力」がない。
私もついAppleの製品ということで「MacBook Airほしいな~」なんて考えてしまうが、ちゃんと自分の使い道などを考慮して、本当に使えるものかどうかよく考えてから買わないといけないなと思う。
(でも、Appleの製品はやっぱり魅力的ですよね。)

お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書インテリジェンス208)
お金持ちほど「捨て方」がうまい! (青春新書インテリジェンス208) 堀之内 九一郎

青春出版社 2008-07-02
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おすすめ平均 star
star日本人が食品偽装をなぜ行うか
starな~んか、

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『カリスマ教師の心づくり塾』

原田隆史さんの著書、「カリスマ教師の心づくり塾」を読んだ。

多くの問題を抱えた学校に赴任し、捨て身の教育を実践。得意の陸上競技を通じて生徒たちの心を変えて、在職7年間で13回の日本一に導いた。子どもたちの心のコップを上向きにし、夢や目標を与えて、自立型人間に変えてきたその手法とは?現役教師1400人が学び、企業研修でも採用が相次ぐ、原田式心づくりの指導法を紹介。

以上は裏表紙に書かれた紹介文である。
著者の教育理念は、「日本をよりよくする自立型人間の育成」である。

自立型人間というのは、理念、思い、志を持って、自ら定めた目標に向かって努力する人間のことです。夢に向かって突き進んでいく人間、と言い換えてもいいでしょう。そして、生み出した成果をシェア(共有)し、相互支援していける人間のことです。

では著者はいかに子どもたちを自立型人間に育成してきたのかというと、そこにあるのは徹底した「Plan-Do-Check-Action」だった。
陸上部において著者は、子どもたちに繰り返し日誌を書かせた。
その日誌には陸上日本一を目指すために今日自分が何をやるべきかをまずは書く。
そして実際に一日を過ごした後、計画をどれくらい達成できたのかを確認し、出来た部分と足りなかった部分を把握する。
そして次の日に取り組むべき改善案へとつなげる。
その繰り返しにより日々自分と向き合い、練習の制度を向上させる機会を与えたのだ。
目標を設定する→今日やるべき行動に落とし込む→実行できたか毎日チェックし、精度を上げるというサイクルをまわし続けることを教えることで、まさに「目標に向かって努力する人間」を育てたのだ。
しかし、なぜ子どもたちは著者を信頼し、最後までついていくことができたのか。
そこには確かな「人間力」があるのではないかと思う。
教育の現場には、いろいろと困難が起こる。
厳しく生徒を叱ると文句を言ってくる親もいれば、暴力的で注意するとこちらが怪我をさせられかねないような生徒もいる。
そういう事態を前にしても、自分の教育理念を決して曲げず、芯の通った行動を実践して見せたからこそ、子どもたちから信頼されたのではないかと思う。
では、どうしたら常に自分に信念にのっとった行動が出来るのか。
ここでもやはり、「Plan-Do-Check-Action」の繰り返しなのではないかと思った。
理念や目標、価値観を明確にすることは当然重要だ。
しかし、明確にすればいつでもそれを貫けるわけではない。
困難な状況に直面すれば視野も狭くなるし、楽なほうに逃げたくもなる。
そんなときでも自分の信念を貫く強さ、人間力は、すぐに身につくものではない。
それは、日々の訓練で少しずつ向上させなければならないのではないか。
人間の意志の力というのは、弱いものだと思う。
だからこそ、毎日毎日自分の行動を振り返り、出来た部分と出来なかった部分を確認し、明日の改善へとつなげるサイクルを繰り返すことで、行動の精度を地道にあげていくしかないのではないだろうか。
理念や目標、価値観というものは、ある意味勉強することで向上させることが出来る。
しかし、それをいついかなるときも迷わず実践するための「人間力」は、やはり日々の訓練でしか身につかないのではないか。
人間力について深く考えさせる、良書だった。

カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9)
カリスマ教師の心づくり塾 (日経プレミアシリーズ 9) 原田 隆史

日本経済新聞出版社 2008-07-09
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star経験に裏打ちされた「実践的方法論」
star学問を教えるだけが学校の目的ではない
star熱心に教育をしてきた方である

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