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Author Archives: 河村 拓

『スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる』

スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる
スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる 鳥居 祐一

ダイヤモンド社 2008-12-05
売り上げランキング : 1154

おすすめ平均 star
star正直、きついかも
star「ブランディング」を体系的に学べる一冊
star鳥居氏の愛があふれる一冊。

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鳥居祐一さんの「スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる」を読みました。
本書は「パーソナル・ブランディング」について非常に分かりやすく、体系的にまとめています。
「パーソナル・ブランディングって何?」と言う人にも、パーソナル・ブランディングを既に意識していると言う人にも、是非一読しておくことをお勧めします。

ブランドは影響力であり、信頼であり、価値なのです。

私はパーソナル・ブランディングとは要するに、
「自分が何者で、何に関して高い信用を得ているのか」
ということを周囲に分かりやすく示すものだと考えています。
例えばパソコンについてあまり詳しくない人がパソコンを新規購入しようと考えた場合、
●名前も聞いたことのないメーカーのパソコン
●ブランドのある有名大企業のパソコン
の2つがあったら、どちらのパソコンのほうが安心して購入に踏み切れるかといったら、間違いなく後者ですよね。
「企業の寿命は30年」と言われ、個人の労働可能時間が企業の寿命を超えてしまった現代社会においては、個人レベルにおいても、自分の価値や能力を対外的に示せるもの、つまり
「個人に信用=ブランドがあるかどうか」
ということが大変重要になるはずです。
「自分はどのようなポジションで、どのように活躍して、どのように信頼されたいのか、そしてそのために今やるべきことは何なのか」、今からきちんと考えて準備しておく必要があると思います。
私自身も、自分のやりたいこと・なりたいものを実現する上で個人レベルの信用を得ることは不可欠だと考えているので、パーソナル・ブランディングについては常に意識しています。
なので、本書に載っている内容も別段目新しいわけではなかったのですが、ただ非常にわかりやすく体系的にまとめられていたので、今までの自分の構想を一度整理するうえで大変役立ちました。

(早速マインド・マップでまとめてみました。)
ただ気をつけたいのは、パーソナル・ブランディングは「ないものを補ってくれるものではない」ということです。
パーソナル・ブランディングの本質は信用であり、信用に値するだけの価値・能力が自分自身になければ、ブランドなど築けるはずがないのです。
大事なのは「ブランドにふさわしい自分」になるために日々自分自身を磨くことです。
その上で、ブログ・メルマガ、プロフィール、名刺といったツールを効果的に活用するといいと思います。
プロフィールと言えば、実は本書を読む前から、今のプロフィールを変更しようと思っていました。
変更するタイミングは4月の入社時と考えていたのですが、いい機会なので今日変えてしまいます。
今まで明かさなかったことも書いてあるので、もし興味があれば読んでみてください。
少し話の本筋から外れましたが、非常にお勧めの一冊です。
私も今度の読書会で本書を取り上げようと思います。
まだの方は是非読んでみてください。

スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる
スピード・ブランディング―普通の人がブランドを確立し、成功を加速させる 鳥居 祐一

ダイヤモンド社 2008-12-05
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おすすめ平均 star
star正直、きついかも
star「ブランディング」を体系的に学べる一冊
star鳥居氏の愛があふれる一冊。

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ここから先は全くの余談なのですが、サッカーのヨーロッパ最強クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」決勝トーナメントの対戦カードが決まりましたね(ちなみに私は毎日海外サッカーニュースをチェックしています)。
私の敬愛するDel Piero率いるJuventusは何と1回戦からChelseaと対戦することになりました。
資金力の差はかなり大きく、厳しい戦いになることは間違いなさそうですが…。
絶好調のDel Pieroのファンタジーと、チームとしての結束力で、Juventusが何かを起こしてくれると信じています。

『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳) 沢田 博 阿部 尚美

光文社 2006-02-23
売り上げランキング : 1333

おすすめ平均 star
star「ああ納得」と思わせる内容。
star読んで、直感のすごさを納得しました。
starちょっと中途半端な印象の本だった。

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マルコム・グラッドウェルの「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」を読みました。

“Have the courage to follow your heart and intuition.”

「自分の内なる声と直感を信じる勇気を持ちなさい」これはSteve Jobsの言葉ですが、本書ではこの「直感」「一気に結論に達する脳の働き」と定義し、「適応性無意識」と呼んでいます。

対して適応性無意識は強力なコンピューターのようなもので、人が生きていくうえで必要な大量のデータを瞬時に、なんとかして処理してくれる。

瞬時に下した判断も、慎重に時間をかけて下した結論と比べて、けっして見劣りしない。

潜在意識が、顕在意識を用いてじっくり判断する時の何倍もの情報・データを瞬時に処理して、直感として答えを導き出してくれるのだとしたら、情報過多が叫ばれる現代社会において潜在意識を上手く活用できるかどうかは、今後非常に大きなテーマとなりそうですね。
しかし、直感には弱点もあるようです。
例えば、アメリカで膨大な数の一般人の人生行路を追跡した大掛かりな調査データによると、年齢、性別、体重と言った変数を補正した場合、身長2.5センチは1年間の給料789ドルに相当することが判明したそうです。
これはリーダーとしての能力と立派な体格を自動的に結びつけてしまうという、無意識の偏見が引き起こしているのですが、このように「偏見」や「第一印象」といったものによって、たびたび私たちの「直感」は曇ってしまいます。
私も直感で何度か失敗した経験があるのですが、本書を読んで自分の直感をより活かすためには、もっと正しい知識と経験を身につけなければならないのだと痛感しました。
本書では、発砲する可能性のある男と対峙する二人の警官の心理が例として取り上げられています。
一人は緊迫した状況のあまり、実は相手は怯えていただけで銃を持っていなかったにもかかわらず誤って撃ち殺してしまいます。
それに対しもう一人は、相手のしぐさ、表情、動きの一つひとつを適切に判断し、相手が発砲するつもりがないことを見抜き、無事取り押さえることに成功します。
緊迫した状況で、判断を下す上でじっくり考えているような時間の余裕はなかったのは両者とも同じだったにもかかわらず、こうも判断力に差が出たのは、後者が正しい知識と経験を身につけていたために「時間の流れを遅くすることが出来た」ことにあります。
後者の警官は、2秒、もしくは1.5秒という短い時間の中で、「銃を見る」「パールのグリップが見える」「銃口の向きを追う」「銃を構えるか、そのまま地面に落とすか、少年が決めるのを待つ」「少年の顔を見て、危険人物か、怯えているだけなのかを見極める」という具合に何度も適切な判断を瞬時に下していたのです。
ほんの数秒の間の出来事をいくつもの要素に「輪切り」して、一つ一つに対して正しい判断を下せるだけの「知識」と「経験」が彼にはあったのです。

「輪切り」は、さまざまな状況や行動のパターンを、ごく断片的な観察から読み取って瞬間的かつ無意識のうちに認識する能力のこと。

私は書店で本を買う際には「はじめに」「おわりに」を読んだり、目次を見たり、パラパラとめくってみたりしてから買うかどうかを判断するのですが、「買って正解だった」と思うときもあれば、「買わなければ良かった」と思うときもあります。
たくさん本が並んでいて一冊一冊を丁寧に調べる時間がない中で、瞬時に今手に取っている本が良いかどうかが判断できるためには、
●「見るべき場所を分かっているかどうか」
●「見るべき場所を見て良し悪しが正しく判断できるか」
という「輪切りの力」が必要なのであって、それがまだまだ自分には足りないのだと本書を読んで思いました。
無意識が正しい判断を瞬時に下すためには、いかに正しい知識や経験を潜在意識に落とし込めるくらいにまで身につけることが出来るかが、カギになりそうですね。
そういえば勝間さんも「起きていることはすべて正しい」のなかで、潜在意識の重要性につれて触れられていましたね。
潜在意識については、もう少し勉強してみる必要がありそうです。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳) 沢田 博 阿部 尚美

光文社 2006-02-23
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おすすめ平均 star
star「ああ納得」と思わせる内容。
star読んで、直感のすごさを納得しました。
starちょっと中途半端な印象の本だった。

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『Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers』

Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers
Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers Benson Smith

Business Plus 2003-03
売り上げランキング : 214619

おすすめ平均 star
star仕事に熱意を抱くための本です
star営業の素質とは
starセールス・営業職の方は一読を

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Benson Smith & Tony Rutiglianoの「Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers」を読みました。
本書は有名なストレングス・ファインダーの営業版、といったところです。
いつもながら膨大な調査データを基に、
●優れたセールスマンと凡庸なセールスマンでは何が違うのか
●優れたセールスマンになるには何が必要なのか

ということを解き明かしています。
本書でも一連のシリーズと同様、営業に関するよくある勘違いを「神話」として列挙しています。
●The Education Myth(MBA等の学歴があるほど優れた営業になれる、は大嘘)
●The Experience Myth(経験豊富なほど営業力がある、は大嘘)
●The A-Good-Salesperson-Can-Sell-Anything Myth(優れたセールスマンは何でも売れる、は大嘘)
●The Right Sales Approach Myth(万人共通の正しいセールスアプローチがある、は大嘘)
●The Training Myth(トレーニングすれば誰でも優れたセールスマンになれる、は大嘘)
●The Relationship Myth(信頼関係、交友関係があれば売れる、は大嘘)
●The Money Myth(金銭的見返りがあれば成果が上がる、は大嘘)
●The Desire Myth(売りたいと言う願望があれば売れる、は大嘘)

では優れたセールスマンになるには、ある特定の「営業の才能」とでも言うべきものが必要なのか、というとそれも間違いなようです。
本書付随のパスワードを用いてStrengths Finderを受けることで、自分が持つ、繰り返し表れる思考や感情、行動のパターンを「5つの資質」として知ることが出来ますが、大事なのは
自分の営業活動を要素に分解する
各要素ごとに、自分の資質をどのように活かせるのか、考える
ことで、要は「自分の資質が最大限に発揮できるよう仕事をアレンジすること」なのだそうです。
私の診断結果(以前受けたStrengths Finder2.0のものです)は
1.Futuristic(未来志向)
2.Maximizer(最上志向)
3.Intellection(内省)
4.Focus(目標志向)
5.Relator(親密性)
なのですが、本書で挙げられていた「資質の活かし方」の例を紹介すると、
●Harmony, Empathy, Includer, Relatorといった資質は顧客と関係を築くのに役立つ。
●Adaptability, Arranger, Discipline, Focusといった資質は、営業活動を効果的・効率的にこなすのに役立つ。
●Strategic, Input, Ideation, Futuristicといった資質は問題解決に役立ち、特にハイレベルなコンサルティング向け。また、「考えること」に関する資質(Intellection)を合わせて持っていると、より強力になる。
と、一応全てに該当するものがありました。
上記をあわせると、「未来志向で問題解決を図る密着型コンサルティング営業」、といったところでしょうか。
これにうまくMaximizer(最上志向)を組み合わせて、最上の成果につなげたいところですね。
営業のフレームワークを作るときも、各フレームにおいていかに自分の資質を活かすのか、もしくは自分の資質を活かすためにいかにフレームを変えるのか、を考えてみたいと思います。
今回は省きますが、「優れたセールスマン」≠「優れたセールスマネジャー」というトピックもあり、これもなかなか面白いです。
昇進のためにマネジャーになろうと考えている、と言う人は一読しておくと良いかもしれません。
また、今度新刊が出るようです。
Strengths-Based Leadership: Great Leaders, Teams, and Why People Follow
作者: Tom Rath, Barry Conchie
出版社/メーカー: Gallup Pr
発売日: 2009/01/06
メディア: ハードカバー
さっそく予約注文しておきました。

Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers
Discover Your Sales Strengths: How the Worlds Greatest Salespeople Develop Winning Careers Benson Smith

Business Plus 2003-03
売り上げランキング : 214619

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『70倍・自動化営業法』

70倍・自動化営業法
70倍・自動化営業法 田原 祐子

中経出版 2008-11-01
売り上げランキング : 3428

おすすめ平均 star
starこの本のいいところ
star「知っている」より「やっている」かどうか
starわかりやすい。すぐに実行できそう。

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田原祐子さんの「70倍・自動化営業法」を読みました。

「売れない営業マン」は「その日暮らしの営業」をしていることが多い

先日の記事で「営業のフレームワークを作ってしまいたい」と書きましたが、
●場当たり的に「その日暮らしの営業」をする場合
●ノウハウを体系化した「営業活動のフローチャート」を作っている場合
とを比べたとき、後者のほうが断然効率的に営業力を高め、成果をあげることが出来ると思います。
本書はまさに、営業活動を自動化・仕組み化するのにうってつけの一冊です。
「営業の自動化」×「クチコミの自動化」×「販促の自動化」=「ワクワク感が伝播する」70倍・自動化営業法
私も自分の営業フレームワークを作るときに、これをかなり参考にすることになりそうです。
以下、特に良いと思ったものをあげておきます。
● 営業のフローチャートをつくる
 ・ノウハウを体系化する
 ・営業を自動化する(→ホームページがヒント)
 ・お客様とのやりとりをフローチャート化して、あらかじめ決めておいた流れに当てはめていく
● 「USP」=「独自の販売提案」を集める
 ・売れない営業マンは売れない理由を商品のせいにする
 ・「USP」は「商品の強み」のこと
 ・「虫メガネ作戦」で商品を徹底的に検証する
 ・「シャーロックホームズ作戦」で現場に出向き、お客様がその商品をどのように使い、どのような点に魅力を感じているのかを徹底検証する
● 「商品カタログや提案資料などをまとめた営業ツール」=「Eファイル」を作る
 ・USPを一つのファイルにまとめて準備しておけば、だれでも商談をスムーズに進められる
 ・Eファイルはお客様の変化に合わせてアップデートさせていくものであり、お客様の生のトークや使用感をどんどんプラスし、ナレッジを蓄積していく
 ・Eファイル作成のポイントはP89を参照

70倍・自動化営業法
70倍・自動化営業法 田原 祐子

中経出版 2008-11-01
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starこの本のいいところ
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3ヶ月でTOEIC945点を取ったときに使った教材

9月28日に初受験したTOEICですが、私が使った参考書を紹介してみようと思います。もし今度受けるという方がいれば、少しでも参考になればと思います。

ちなみに英語の学習に近道はないと、私は考えています。自分のレベルにあった質の良い教材を選ぶことも大事ですが、それと同じくらい、量をこなすこと、そして毎日英語に触れることが大事です。私は6月27日に勉強をはじめ、試験日までの約3ヶ月間、毎日1時間の英語学習を継続しました。その間のスケジュールは、全て一日単位でエクセルで管理していました。

以下は活用した教材です(全て最後まで終わらせています)。
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『非常識なセールス・バイブル(DVD付き)』

非常識なセールス・バイブル(DVD付き)
非常識なセールス・バイブル(DVD付き) 桑原 正守

インデックス・コミュニケーションズ 2008-10-22
売り上げランキング : 15693

おすすめ平均 star
starやっぱりDVDはいいですわ!
star素晴らしいです!
starなんだか得した気分です

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桑原正守さんの「非常識なセールス・バイブル(DVD付き)」を読みました。
本書は、
1.売るために必要な力=コミュニケーション力
2.質問力で売る
3.できる営業マンの考え方
という3つの視点から「売れる営業マンになる方法」を説いた一冊です。
●非常識
●10人のうち9人が買う
●売り上げ&収入3倍
というセールスコピーとは若干乖離があると感じるものの、
●内容が具体的で分かりやすい
●実践までを意識したフォローが行き届いている
という2点で非常に良い一冊だと私は思いました。
いくつか良いと思った箇所を紹介します。
● ストーリーを描く
 ●「この商品は本当に素晴らしいんです!」と商品のスペックをいくら説明しても、お客様は買いたいとは思わない
 ●お客様の購買意識が最も高まるのは、「購入後のメリット」がイメージできたとき
  ⇒映像とストーリーで、「購入後のメリット」を描いて伝える
 ●ただし、いきなりストーリーを語りだしても見向きもされない
 ●まずはアプローチで心の扉を開く
● コミュニケーション4つのレベル
 1.聞きたくない、というレベル
 2.理解はできる、話は分かった、というレベル
 3.感動した、というレベル
 4.動きたくなる、というレベル
  ⇒レベル4を目指す
 ●ポイントは、“なぜならば”で相手の頭ではなく腑まで落とすこと
● 心の扉を開く
 ●心の扉が閉じているときにいくら商品の説明をしても無駄
  ⇒相手の心が開いていない限り、自分の提案、商談、メッセージ、プレゼンには一切触れない
  ⇒まずは相手の心を開くことに専念する
 ●心の扉を開くカギは、あいてと自分の間に「安心」をつくること
  ⇒「相手はどんな自分をみたいのか」を考えて、正直であり、愛嬌たっぷりで、誰よりも大きな反応を返す
● 値引き交渉には応じない
 ・値段交渉するなんて信じられないと先手を打つ
 ・値引きを提案されたら「今日はもうやめましょう」と断る
 ・相手は後ろ髪をひかれるような気持ちになる
 ・自分から売るのを断るほど、自分がブランド化される
● クエスチョン・コードを使いこなす
  ⇒ifは、頭の中のスイッチを現実から想像の世界に切り替える、魔法の言葉
 ●ifとwhyのコード(気づきを引き出し、自分の意思で買ってもらう)
 ●openとcloseのコード
positiveとnegativeのこーど(モチベーションを高め、やる気を引き出す)
 ●heavyとlightのコード
 ●言い方、伝え方のエネルギー
来年4月から就職ですが、実は今のところ営業職になる予定なのです。
もう少し営業本を読み込んだら、
1.心を開く
2.質問で気づきを与え、買いたいという意思を持ってもらう
3.ストーリーで購入後のメリットを描く
4.購入してもらう
といった具合に、営業に関してもフレームワークを作ってしまいたいと思います。
一旦フレームワークを作ってしまえば、
●今何処の部分がボトルネックになっているのかが分析しやすくなる
●本を読んで学んだ知識を何処の箇所に組み込んで実践すればいいのかが考えやすくなる
というメリットがあると思います。
そうすれば本で学んだ知識も、効率よく活かすことが出来ますよね。
せっかくたくさん本を読んでも、それらがばらばらに頭の中に詰め込まれていてもあまり意味がないと思います。
それらを実践で使える形につなげていくのが「考える作業」なのだと思います。
そういう作業に費やす時間を省いて多読ばかりするのは、もったいないですよね。
フレームワークはたとえるならば、情報をきれいに整理するための箱のようなもの。
というわけで、最近始めた「フレームワークを自分で作ってみる」という作業に、これからもっと力を入れてみようと思います。
あと少しひらめいたのですが、読書会で読んだ本を紹介するときに、「その本を他のメンバーに売り込んでいる」と言う設定でやれば、営業のトレーニングになりますね。
営業のフレームワーク開発や、ストーリーを描く、クエスチョン・コードを使いこなす、いい練習になりそうです。

非常識なセールス・バイブル(DVD付き)
非常識なセールス・バイブル(DVD付き) 桑原 正守

インデックス・コミュニケーションズ 2008-10-22
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おすすめ平均 star
starやっぱりDVDはいいですわ!
star素晴らしいです!
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読書会って素晴らしいですね。

『ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!』

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!
ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! 岸良 裕司 三本木 亮

ダイヤモンド社 2008-11-08
売り上げランキング : 1239

おすすめ平均 star
starザ・ゴールよりも洗練されている
starラテラル・シンキングとTOCのコラボ
star意味が分からない・・・

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エリヤフ・ゴールドラットの「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」を読みました。
本書は”難しい”一冊でした。
内容を理解するのが難しいと言うよりも、消化するのが難しく、ところどころのポイントをつかむことはできても、本書を通して著者が伝えたかった真意にはまだたどりつけていないのではないかと思います。
とりあえず私が理解できたのは、物事は一見複雑に出来ているように見えて実はとてもシンプルであって、全てのものには調和の要素があり、対立を取り除くことは可能だと言うこと。
しかし、多くの人は、
1.物事を複雑に考えすぎてしまう
2.対立は避けられず、妥協することしかできないと考えている
3.問題を相手のせいにしたがる
というメンタルブロックを抱えているがために、物事のシンプルな本質にたどりつくことができないでいるということ。
そして、
●人は善良である
●対立はすべて取り除くことが出来る
●どんなに複雑に見える状況も、実は極めてシンプルである
●どんな状況でも著しく改善することができる
●どんな人でも充実した人生を達成することができる
●常にウィンーウィンのソリューションがある
という前提に立ち、
●他人に責任を押し付けたり
●自分のコントロールの及ぶ範囲じゃないと考えたり
●自分の能力を超えていると考えたり
せずに、自分で全ての責任を持つことで、私たちは自分が将来どうなるかを、自分自身の選択で決めることが出来る、ということでした。
いろいろと思うことはありますが、どうももやもやしています。
学ぶことも多かったですが、自身の力不足を感じさせる一冊でした。
そういえば私の父親も本書を買っていました。
この本の真意は何処にあるのか、今度聞いてみようと思います。

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!
ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! 岸良 裕司 三本木 亮

ダイヤモンド社 2008-11-08
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『「残業ゼロ」の仕事力』

「残業ゼロ」の仕事力
「残業ゼロ」の仕事力 吉越 浩一郎

日本能率協会マネジメントセンター 2007-12-22
売り上げランキング : 6635

おすすめ平均 star
star次の日から6時に退社しています
star人生とは仕事なのか?過激に見えるが、コペルニクス的人生観の転換
starやっぱり残業は悪なのは間違いない

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吉越浩一郎さんの「「残業ゼロ」の仕事力」を読みました。
本書は「早朝会議」「完全ノー残業」「がんばるタイム」といった仕組みを作り出し、トリンプ・インターナショナル・ジャパンを19年連続増収増益に導いた元社長の著者が、いかに残業をなくすか、そのノウハウを語ったものです。
どちらかというと、いかに個人が残業を減らして早く帰宅するかというよりも、いかに組織が残業をなくすかという経営者、もしくはリーダー・マネジメント層視点の内容になっています。
とはいえ個人の視点でも十分に応用できそうなアイデアもあり、私も2つを実践してみようと思いました。
著者は残業を「悪」であると断言しています。

まず、残業は、会社や社員の抱えるいろいろな問題を隠蔽してしまいます。
(中略)
つまり、問題を顕在化し改善する絶好の機会が、残業によって奪われてしまうのです。

つまり、残業があたりまえの会社では、子育て中の女性はまともに働けない、ということになってしまうのです。

私も19時か20時には帰宅したいと思っているのですが、それは仕事が嫌だからではなく、考える時間が確保できなくなってしまうと考えているからです。
毎日やるべき仕事に追われて、22時過ぎまで会社で仕事をし、帰ってきたらすぐに寝て、また次の日会社に出かける、という生活をしていると、
●「今やっている仕事をどうやったら効率化できるだろうか」
●「今会社が抱えている問題を解決するにはどうしたらいいか」

といったことを考える時間が確保できなくなりますし、そういったことを考えるのに必要な
●インプットの時間(読書、雑誌を読むなど)
●勉強の時間(英語、簿記、IT等)

という自己投資の時間がなくなってしまいます。
そうなると仕事はなかなか改善されませんし、すぐにどこかで効率や成果が頭打ちになってしまうと思います。
当然自分も成長しません。
なので私は19時か20時には帰宅して後は自己投資する、というライフスタイルを徹底したいのです。
というわけで、以下の2つを取り入れてみようと思いました。
● デッドラインを設ける

問題解決のみならず、あらゆる仕事をするうえで、デッドラインほど重要なものはほかにないのです。

だからデッドラインつきの仕事を次々と与えて、常にせっぱ詰まった状態を作ってあげる、そうすればスピードは嫌でも上がっていきます。

これはそのまま個人レベルでもできますね。
何を何時までにor何日までに終えるのかデッドラインを決める、その期限までに何が何でも終わらせる、という切羽詰った状態に自分を追い込んでやろうと思います。
これは周囲に宣言しながらやれば、より自分を追い込みやすいかもしれませんね。
● 一人がんばるタイム

要するに、にぎやかで活気あふれるオフィスというのは、誰も仕事に集中していない状態なのです。

「がんばるタイム」というのは、毎日昼食後の十二時三十分から十四時三十分を、自分の仕事に集中するための時間とする、というルールです。
この二時間は私語、電話、オフィス内の移動など、他の社員の集中を妨げる行為は一切禁止です。

これを個人レベルでやるならば、いかに周囲に妨げられずに自分が集中する時間を設けるか、ということになりますね。
私も勝手に自分の「集中タイム」を決まった時間に儲けて、
●その間は電話も出ず、
●「集中中」の看板を立てて、
●ノイズキャンセリング・ヘッドホンを付けて話しかけるなオーラを発しながら、

「一人がんばるタイム」をやってみたいと思います。

「残業ゼロ」の仕事力
「残業ゼロ」の仕事力 吉越 浩一郎

日本能率協会マネジメントセンター 2007-12-22
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star次の日から6時に退社しています
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「フォーカス・リーディング」の寺田さんのブログが面白いです

「フォーカス・リーディング」の著者、寺田さんのブログ記事を読ませていただいたのですが、非常に面白いです。
特に多読をしている人、それをブログでアウトプットしている人は、読んでおいた方がいいと思います。
かなり刺激的なことが書いてあります。
太りゆく豚は幸せか?

みんないい加減、多読を目指すのやめましょうや。(^^;
あと、読書感想文型、言葉抜き出し型ブログもね。
 
この3年ぐらいの間に読んだ本を眺めながら考えて欲しいんですよ。
 
その積み上がった本の中で、心に刻み込まれて、今も思考や行動を支え続けてくれている言葉がいくつあるか。

本のソムリエなぞ名乗っている人が時々いますが、どれだけのバックグラウンドを持って、1冊の本を語っているのか興味津々です。読みやすい本を手にとって、感想を書くぐらい誰でもできる。そして、そんな作業にほとんど価値はない。

カツマーよ、勝間を目指せ!(2)

まずは、多読をやめるべきでしょう。
 
勝間氏のようなベースがある人は多読をしても、そこからしっかり学びを得ることができるのかも知れません。
 
しかし、凡人は(いや、あなたが凡人だという確証はありませんが、少なくとも私は)1冊を十分に吸収できるまで次に手を伸ばすのは控えないと、結局のところ消化不良で終わります。

寺田さんは警報を鳴らすためにあえて刺激的な切り口で断定した部分もあると思うのですが、これを読んでグラついてしまうのであれば、まだ自分の軸ができていないと言うことだと思います。
私自身はどうかと言えば、毎日一冊読むということで多読の部類に入るのかもしれませんし、ブログに感想や本からの引用なども載せています。
ブログを書いているのは学生で、はっきりいってきれいごとも多いと思いますし、読む人にとってはどれだけの価値があるものかとむしろ疑問に思わないことはありません。
ただ、読書・ブログを8ヶ月続けてみて、確実に変化したものは多いです。
8ヶ月前の私と今の私を比較すると、分かりやすいものだけをあげても、
●生涯を通してやりたいこと、目的が見えた
●そのためには自分がどうなっている必要があるのかも、着実に見えてきている
●3年後、5年後までにクリアするべき目標点はカラーでイメージできるようになった(目指せITコンサルタント
●目標地点と現時点での自分のギャップを埋めるために、
 ・英語(TOEIC945点取得、洋書を読む、オーディオテープを聞く、スピーチなどを暗唱する)
 ・簿記(今は3級の勉強中、目指すは1級)
 ・初級システムアドミニストレータの資格を取った
 ・ITILファウンデーションの勉強も始めることを昨日決め、参考書を買い次第開始予定
 ・IT系の雑誌を読む(今月から開始)
 ・IT系の本を読む(雑誌から良いものが見つかり次第開始予定)
 ・毎日筋トレしている
と、かなり自分を組みかえられたのではないかと思います。
しかも始めたものは目標点までやりぬいたか、もしくは計画的に今尚継続中のものばかりで、3日坊主で終わったり、途中で挫折したりといったことが今のところないんです。
これは全てのものが、「目的」「目標地点」に集約されていて、強い動機付け、意義付けがなされているからこそだと思います。
それ以外にも自分の考え方・行動の特徴や、価値観など、自分自身についてより深く知ることができましたし、それ以外の内面の変化もかなり多いと思います。
これらは全て、「読書?勉強?俺はセンスがあるからそんなもの必要ないさ~」なんて馬鹿なことを考えていた以前の私には考えられなかったことです。
やはり、読書、そしてブログをきっかけにして得られた恩威だと思います。
ただ、やはり読書もブログもあくまできっかけに過ぎないとも思うんですよ。
読書の目的はいろいろあっていいと思いますが、結局何か一つがないと、たくさん本を読んでも情報が増えるだけで、実際に「自分が」何をすればいいのかが分からなかったり、例え実践したとしてもやっていることに一貫性がなく、結局何処にも向かっていないということになってしまうのではないかと思います。
ブログにしても、「アウトプットが大事」「情報発信が大事」「人脈が大事」みたいなことを何度か読んだか聞いたことがありますが、そうすること自体は確かにとても大事だと思いますが、ただブログを書いて情報を発信すれば人脈が出来てブランドが出来る、という単純なものではないですよね。
また、人とは違う切り口で語ったり、他者とは違うポジショニングをとったりして差別化すればいいというものでもないと思います。
そんなものは所詮焼け石に水、付け焼刃であって、そもそもの中身がなければいくら戦略的なことをやっても価値はないと思います。
じゃあ何故お前はブログを書いているのかといわれれば、結局は「ブログを書く」ということが「考える」ための良い習慣になっているからです。
自分の目的は何なのか考える、目標を何処に設定するのか考える、今何を身につけるべきなのか考える、今直面している課題を解決するにはどうすればいいのかを考える、この「考える」という作業をするのにブログは私にとってうってつけのツールなのです。
ハッキリ言ってしまえば、私のブログは例えこれが非公開であっても、WEBに載せていなくても、今と同じスタイルで書いていると思います。
それでも何故公開するのかといえば、一つには同じように何か目的を持って頑張っている人とつながることで、刺激を交換しあい、共に頑張っていきたい、ということがあります。
もう一つは、私が読書やブログをきっかけに成長し、目標を達成し、目的に近づく(そうなると信じています)過程を書き綴ることで、「自分にもできるんじゃないか」という勇気や元気を読んでくださる人たちに感じてもらえたらうれしい、ということです。
寺田さんのブログ記事、いろいろ考えさせられ、自分を振り返る良いきっかけになりました。
非常にお勧めですよ。

『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
10年後あなたの本棚に残るビジネス書100 神田 昌典

ダイヤモンド社 2008-10-31
売り上げランキング : 7859

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star本から逃げない 本に逃げない
star10年後に本棚に残る一冊はなんだろう。
starいいんじゃん、ビジネス書ランキング、勝間版と、神田版。

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神田昌典さんと勝間和代さんの「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」を今日はご紹介します。
この本、実は当初あまり買うつもりはなく、本屋でもスルーしていたものの、先日のChabo!セミナーの後、神田さんのサインほしさに思わず買ってしまいました。
しかし活用してみてわかったのですが、私にとっては定価1200円の何倍もの価値がありそうです。
この本は若い方や最近本を読み始めたという方に特に強くお勧めします。
紹介されている本は普段から多くの本を読まれているお二人が厳選したものなので、やはり有名なものが多いと思いますし、人によっては知っている本ばかり、読んだことのあるものが多い、ということもあると思います。
しかし、私みたいに今年に入ってから本格的に読書を始めたような人にとっては、新刊以外の著書の中から優れた良書を見つけ出すツールとして、非常に重宝します。
例えば土井英司さんの「ビジネス・ブック・マラソン」に代表されるメールマガジンや、書評ブログなどを通せば、新刊の中から良い本を選ぶことはそう難しくはありません。
しかし、新刊以外の本になると、どれが本当にいい本なのか、また、良い本の中でも今でも通用するものはどれなのかということは、実は案外良くわからないものです。
そうなると書店にいって一冊一冊手にとって中身を調べて、ということになるのですが、それはかなり膨大な時間がかかります。
だからこそ、神田さんと勝間さんのお二人が「10年後にも本棚に残っているような良書100冊」を紹介する本書に、価値があるのです。
この本は一度目を通して終わりにせずに、しばらくしたらまたパラパラとページをめくってみて、ピンとくる本がないか探してみる、と言う風に繰り返し活用するといいと思います。
私はとりあえず、
小倉昌男 経営学
作者: 小倉昌男
出版社/メーカー: 日経BP社
発売日: 1999/10
メディア: 単行本
人の心を動かす文章術
作者: 樋口裕一
出版社/メーカー: 草思社
発売日: 2004/03/23
メディア: 単行本
凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク
作者: 佐藤昌弘
出版社/メーカー: 日本実業出版社
発売日: 2003/12/04
メディア: 単行本
第8の習慣 「効果」から「偉大」へ
作者: スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
出版社/メーカー: キングベアー出版
発売日: 2005/04/23
メディア: 単行本
私はどうして販売外交に成功したか (Life & business series)
作者: フランク・ベトガー, 土屋健
出版社/メーカー: ダイヤモンド社
発売日: 1982/08
メディア: 単行本
の5冊が目に留まったので、近々読んでみようと思います。

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