今日はこちらの本を読んでいました。
第8の習慣 「効果」から「偉大」へ
作者: スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
出版社/メーカー: キングベアー出版
発売日: 2005/04/23
メディア: 単行本
『7つの習慣』で有名なコヴィー博士の一冊ですが、前作同様こちらも約550ページと長いです。
というわけで、今回も合間にROOKIESの紹介をはさもうと思います。
ROOKIES (4) (ジャンプ・コミックス) | |
森田 まさのり
集英社 1999-01 おすすめ平均 |
今回は4巻です。
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確かに俺は…野球をナメていたかもしれん…
ろくにルールも知らないくせにエラソーにあいつらに夢を持てなどと…
あほな俺だ!ド素人のくせに!
バカヤローだ!
けど……
ド素人が甲子園目指して何が悪い!
苫米地さんの『努力は要らない!「夢」実現脳の作り方』に、「時間は未来から現在、過去に向かって流れている。未来に夢をかなえるのに、今までのことは一切関係がない。大事なのは、未来に働きかけること。」ということが書いてありました。
「年収何万稼げるようになりたい!」とか、「社長になりたい!」とか、いろいろと願望はあっても、自分にはそれを目指す資格がないように感じてしまうことってあると思います。
それは多くの場合、過去の学歴や職歴など、今まで積み上げてきたものに自信がもてないことに原因があるのではないでしょうか。
しかし、それがどうしても実現したい願望であるならば、そう思った時点でその人にはそれを目指す資格があるのではないかと私は思います。
どんな目的も目標も、それが遠く険しい道のりであるほど、必要なのは能力ではなく、ハードワークなのではないかと思います。
そしてハードワークを継続させるのは、ハードワークをハードワークだと感じさせないような、目的・目標への情熱です。
タイガー・ウッズにしても、スティーブ・ジョブズにしても、ビル・ゲイツにしても、渡邉美樹さんにしても、私が今まで読書を通じて知ってきた尊敬すべき先輩たちは誰をしても、その高みに至るまでに大変な量のハードワークをこなしています。
“The only way to do great work is to love what you do.”
情熱を傾けられる時点で、ド素人だろうがなんだろうが、私たちにはそれを目指す資格があるはずなのです。
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何もしねーうちから
あきらめてんじゃねーっ
バカヤローッ!!
好きならがんばってみやがれ!!
全然だめかも知んねーけど
すんげー選手にはるかも
知んねーだろ!
時間は未来から現在、過去に向かって流れています。
あきらめて何もしなければ、確かに過去に積み上げてきた学歴や職歴で未来は決まるのかもしれません。
しかしあきらめずにがんばれば、これからどんな未来をつかむのかは自分たちで選べるのだと、私は思います。
“Have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know, what you truly want to become.”
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というわけで4巻も面白かったです。
ここから少し話が脱線しますが、すごくうれしいことがありました。
後輩が一人、「とりあえず2日に1冊、いずれ目標1日1冊!」といって、本を読み始めたのです。
まずは今後の時代の見通しを得られるような一冊が読みたいとのことだったので、ドラッカーの『プロフェッショナルの条件』をオススメしました。
そして今日も「スティーブ・ジョブズの本でオススメのものを教えて欲しい」とメールが来たので、『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』と『スティーブ・ジョブズ 神の交渉術』を紹介しました。
がんばってるようですね。
仲間が自分の手で人生のコントロールを握り始めた瞬間にたずさわれるのは、本当にうれしいものですね。
また一人読書仲間が増えそうです。
ROOKIES (4) (ジャンプ・コミックス) | |
森田 まさのり
集英社 1999-01 おすすめ平均 |