今日は休日で、自宅でくつろぎながら本を読んでいたのですが、突然小包が届きました。
あけてみると…
クロスメディア・パブリッシング代表の小早川幸一郎さんより、献本いただきました(小早川さん、ありがとうございます!)。
既に読みかけの本があったので、これは明日読もうとはじめは考えていたのですが、半分ほど読み終えていた本を一度置いてタイトルとまえがきだけ読んでみると…ピーンときてしまいました。
というわけで今日は急遽、山崎二三代さんと山崎隆弘さんの『年収と仕事の効率を劇的に上げる 逆算力養成講座』を読みました。
早速ですが、
●天才経営者
●カリスマ起業家
といわれるような人達を見ていると、どうしてこの人たちは常識破りな発想ができるのか、誰も思いつかないようなアイデアを生み出すことができるのかと、うらやましく思うことがありませんか?
私は本書を読んで、常識や固定観念に縛られない斬新な発想や切り口、アイデアといったものは、結局のところ“逆算力”によるところが大きいのだなと気づきました。
“逆算”とは、目的や目標を相手の立場から考えてプランを練る。10年先や全体像やそのあるべき姿から考えて動くことをいう。しっかりとゴールを描き、そのゴールからスタート地点に向かって走る。その間に最短距離・最小努力でゴールにたどり着ける道を見つけ、それから悠々とスタート地点に立つのである。
本書ではこの力を“逆算力”としているのですが、これがあると何が違うかと言うと…
●一からコツコツと積み上げるよりも早くゴールに到着できる
●時間のムダを省き、労力がカットできる
●余裕ができ、雑用に追われることがなくなり、仕事の成果が上がる
●考える時間が生まれる
●仕事の効率が上がり、年収もアップする
なるほど、これは便利です。
さて、4ヶ月ほど前の9月28日に、私は始めてのTOEICを受けました。
勉強を始める前に問題を解いてみたところ、6月27日の段階で私のスコア予想はおよそ800点でした。
そこから3ヶ月間の勉強でおよそ150点アップの945点という結果を出したのですが、手前味噌ながらここで言っておきたいのは、例えば500点から600点、700点から800点にスコアを上げることと、800点から900点までスコアを上げることは、同じ100点でも全く質が違います。
900点から950点、それ以上となると、さらに世界が変わります。
それでも何故3ヶ月で945点までいけたかというと、3ヶ月前の勉強を始める段階でちゃんと逆算していたことが大きかったのだと思います。
あらかじめ期日を9月28日、目標を900点(9月に950点に変更)に設定し、そのためには何が必要なのかを洗い出し、無駄なことは一切せずに効果的なものだけを3ヶ月間続けてきたからこそ、最短距離・最小努力で走れたのだと思います。
ちなみに1日の英語の学習時間も、何も3時間や5時間もやっていたわけではなく、1時間程度のものでした。
段取りのいい人、目標をさっと達成できる人の考え方の出発点は「出口」なのである。
この“逆算力”を資格勉強だけなく、仕事や人生に当てはめようというのが、本書なのです。
中身は濃いのですが、非常に簡単・簡潔でわかりやく書かれているので、
●将来のビジョンを考えずに目の前のことをコツコツとやってしまいがちだ…
●何かをやろうとは思うけど、何をしたらいいのかわからない…
●最短距離・最小努力で成果の出る方法を見つけたい!
●目的実現に向けてがんばっているが、もっといいやり方を見つける方法が知りたい!
という20代の若手ビジネスパーソンや、これから就職しようという学生に是非読んでもらいたいと思います。
非常にオススメです。
以下、印象に残った箇所を紹介します。
read more »