自分の仕事をつくる | |
西村 佳哲
晶文社 2003-10-01 おすすめ平均 |
『ビジョンと情熱』のマックさんが紹介されていた、西村佳哲さんの『自分の仕事をつくる』を読みました。
本書を読んで、世の中には2種類の人間がいるなと、私は思いました。
それは、
●仕事に自分を合わせる人
と、
●自分の方に仕事を合わせる人
です。
「仕事に自分を合わせる人」の典型は、サラリーマンでしょう。
業務内容や求められる能力に応じて、自分自身や自分の働き方をカスタイマイズすることが求められます。
多くの人の場合、このとき中心にあるのは「自分が何をしたいか」「自分がどう働きたいか」よりも、「仕事側が何を求めているか」「仕事側がどのような働き方を求めているか」なのではないでしょうか。
対して「自分の方に仕事を合わせる人」は、中心はあくまで「自分は何をしたいか」「自分はどう働きたいか」です。
本書にはそのような働き方のロールモデルと呼べる人々が多数登場するのですが、彼らの「働き方」と「生き方」が一致した”仕事観”に触れていると、いつかは自分も「自分の仕事をもとう」という気にさせられます。
「自分の仕事」を見つけるヒントが満載の一冊で、将来起業や独立を考えている方には特にオススメです。
以下、内容に続きます。