響き合うリーダーシップ | |
依田卓巳
海と月社 2009-04-14 おすすめ平均 |
マックス・デプリーの『響き合うリーダーシップ』を読みました。
本書はいかに社員を巻き込んで、潜在能力を発揮してもらうかに重点を置いた、参加型マネジメントの一冊です。
企業経営者の視点で書かれているので、経営に関わる人には参考になると思います。
響き合うリーダーシップ | |
依田卓巳
海と月社 2009-04-14 おすすめ平均 |
マックス・デプリーの『響き合うリーダーシップ』を読みました。
本書はいかに社員を巻き込んで、潜在能力を発揮してもらうかに重点を置いた、参加型マネジメントの一冊です。
企業経営者の視点で書かれているので、経営に関わる人には参考になると思います。
この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方 | |
弓場 隆
ダイヤモンド社 2008-02-29 おすすめ平均 |
ジョン・C・マクスウェルの『この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方』を読みました。
いくらリーダーと言う立場を手に入れても、ついてきてくれる人たちがいなければリーダーシップを発揮しているとはいえません。
「この人についていきたい」と思われるリーダーになるには、自分には今何が足りていないのか、という視点で読むと気づくことの多い一冊だと思います。
オススメです。
“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事 | |
小暮 真久
日本能率協会マネジメントセンター 2009-03-21 おすすめ平均 |
小暮真久さんの『“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事』を読みました。
現在、世界の政治や経済のシステムは、残念ながら完璧とはほど遠い状態にあります。そうでなければ、地球温暖化、貧困や格差、紛争やテロなどの地球規模の課題がこれだけ起こっている理由を説明できません。そして、完璧ではないからこそ、誰かがその矛盾や歪みを正していく役割を引き受けなければならないのです。
”誰”かとは誰でしょうか?
国でしょうか、それともお金持ちでしょうか?
モノもお金もない私たち一般人には関係のない役割なのでしょうか?
本書はそんなことはないのだということを教えてくれる一冊です。
「いいことをするべきだ!」と言うのではなく、「こうすればたいして無理をしないでいいことができますよ」「あなたの気持ちをこういう形で届けますよ」、そう言えるだけのしくみを用意すればいい。そうすれば、みんな喜んでそのしくみを使ってくれるはずです。
国でなくても、お金持ちでなくても、”しくみ”さえ作れば私たちでも地球温暖化や貧困といった世界規模の問題に取り組むことはできるのです。
そのしくみを作る人、それこそが「社会起業家」なのです。
製品やサービスの対価を顧客から支払ってもらえる一般のビジネスモデルとは異なり、著者の起こした事業はアフリカに住む子どもたちから金銭的リターンをもらえるわけではありません。
そんな中でいかに自分たちの暮らしも維持しながら事業を行い、協力企業を募り、利益をあげ、それを社会に還元していくのか。
想いと頭脳でWin-Winの幅を広げていけば、私たちにも世の中をより良くすることはできるのだという勇気を本書は与えてくれました。
ザ・グーグルウェイ グーグルを成功へ導いた型破りな戦略 | |
三角和代 山下理恵子
ゴマブックス 2009-04-27 おすすめ平均 |
ベルナール・ジラールの『ザ・グーグルウェイ グーグルを成功へ導いた型破りな戦略』を読みました。
Googleについては以前にも何冊か関連書籍を読んだことがあるので、本書の中身については大体が既に知っているものでした。
ただ、「検索エンジンの会社」くらいにしかGoogleに対するイメージがないという人には、楽しめるないようだと思います。
私が最も興味を持ったのは、小さなチームは生産性と効率性を向上させるという箇所でした。
最大六人のチームに限定することで、会社はプロジェクトを小さなチームで達成できるユニットへとさらに細かく分けねばならない。
小さなチームは人任せで自分は何もしないものがいる状況を避け、衝突を減らすことが出来る。各メンバーのパフォーマンスを観察することは容易で、同僚のプレッシャーによって全員が本気を出すことは確実だ。
小さなチームでは、メンバーは独創的にならざるをえない。
コントロールの必要性を減少させ、従業員に一段と自主性を与えることで、詳しい目標をもった締切のある小さなチームは経営陣の監視の必要性を劇的に減少させ、平らな組織の構築を促進させる。
今やっている社内のとある企画でも、15人くらいでミーティングをしているときと、5~6人にチームを分けてミーティングをしているときとでは、やはり小さなチームでやったときのほうが各人のコミットメント量が大きく増えるのを実感します。
1/15と1/6とではやはり感じる責任の重さが異なるので、周囲のプレッシャーが働きやすいのでしょう。
本書によると統計的に最も効率のいいチームの人数は3人だとのことでした。
各担当ごとに3人前後のチームを編成して、各々への期待と責任を明確にして仕事を任せれば、コミットメント量も増え、管理の手間も減らすことができるかもしれませんね。
これは早速取り入れてみようと思います。
ザ・グーグルウェイ グーグルを成功へ導いた型破りな戦略 | |
三角和代 山下理恵子
ゴマブックス 2009-04-27 おすすめ平均 |
こんなにおもしろい中小企業診断士の仕事 | |
建宮 努
中央経済社 2008-06 |
建宮努さんの『こんなにおもしろい中小企業診断士の仕事』を読みました。
実は先日の新人研修のプレゼンの中で、「3年目までに中小企業診断士の資格を取る!そしていまだ開けていないうちの製品の中小企業への販路を開拓し、会社に新しい風を吹き込む!」と宣言しました。
しかも、勝手に新たな営業部を設立する予定だとも。
IT系のコンサルタントになろうと思っていたので、中小企業診断士の資格は前から取ろうと思っていました。
ただ、それは5年後の予定でした。
それが何故前倒しになったかというと、前述のように中小企業への製品販売ルートを営業として私が開拓してみたいと思ったからです。
中小企業に製品を売ろうと思ったならば、中小企業の経営者が納得するような提案が出来なければなりません。
要するにメリットが感じられなければ、購入する必要はないわけです。
そして納得できる提案が出来るためには、まずはこちらが相手について、つまり中小企業についてよく知っておかなければなりません。
なのでどうせなら今のうちに中小企業診断士の資格を取ってしまい、中小企業のスペシャリストになってしまおうと考えました。
とはいっても中小企業診断士の資格については「経営コンサルタントの唯一の国家資格」くらいにしか理解しておらず、どう勉強するのが良いのかもわかっておりません。
なのでまずは中小企業診断士のイメージを膨らませたい、そしてどう勉強するのが良さそうなのかを知り、学習戦略・スケジュールを作成したいと思い、本書を読んでみました。
20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ! | |
野瀬 大樹
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2009-04-14 おすすめ平均 |
野瀬大樹さんと野瀬裕子さんの『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』を読みました。
●上手に節約するには何処に注目すればいいのか?
●収入を増やす方法は他にないのか?
●結婚にはどれくらいのお金が必要なのか?
●マイホームは買ったほうが得をするのか?
本書はこういった疑問に会計的な視点で答えてくれる一冊です。
知っておけば対策がうてますし、知らないでいると後々困ったり、損をしたりする場面が出てくるかもしれないので、20代の人は読んでおいて損はないと思います。
私も一人暮らしで金欠気味なので、支出を上手に抑えつつ、どこか収入を増やせるポイントはないかと考えるのですが…。
今のところ何も浮かんできませんねぇ。
さて、いくつか気になった箇所を紹介して、今回は終わります。
● お金をためるには
1.お金の出口からでていくお金を減らす
2.時間を、お金の出口からでていくお金を減らすために使う
3.お金の入口から得られるお金を増やす
4.時間を、お金の入口から得られるお金を増やすために使う
● 買い物上手になるためのポイント
1.それにはいくらかかるのか?
2.それにはどれくらいの追加費用がかかるのか?
3.それを何年使用する予定なのか?
4.それはいくらで売れるのか?
● 収入を増やすための3つの道
1.社内で収入を増やす
2.転職で収入を増やす
3.副業で収入を増やす
● 結婚
●結婚に必要なお金は426万円
●子ども一人ならば毎年290万円、子ども二人ならば毎年440万円の収入の増加が必要
20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ! | |
野瀬 大樹
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2009-04-14 おすすめ平均 |
最近同期に、「いつも顔がニヤニヤしている」と言われ続けてます。
あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール (アスカビジネス) | |
松橋 良紀
明日香出版社 2009-01-09 おすすめ平均 |
松橋良紀さんの『あたりまえだけどなかなかできない 聞き方のルール』を読みました。
会話がうまくいかない理由は、実は話を聞くのが下手な場合がほとんどです。話すことにばかりに気をとられて、聞くことの大事さに気づいていないのです。
口下手でどうも会話が苦手、という人は結構います。
しかし会話が苦手なのはむしろ、相手の話を聞く技術が不足しているからかもしれません。
営業志望の同期の中にも「話すのが苦手だから営業としてやっていけるか不安だ…」という人がいました。
しかし、むしろヒアリングを通じてお客さまの抱えている問題を聞きだしたり、現状を聞き出すことでニーズを掘り起こしたりといったことが求められる営業には、上手に話すスキルよりも上手に相手の話を聞きだす技術のほうがはるかに重要ではないかと思います。
コンサルタントにも同じことがいえますね。
聞く技術についてはそれなりに意識して取り組んでいたつもりでしたが、本書を読んで自分の至らなさを痛感してしまいました。
営業職、コンサルタントの方には非常にオススメしたい一冊です。
社長が知らない 秘密の仕組み 業種・商品関係なし! 絶対に結果が出る「黄金の法則」 | |
橋本 陽輔
ビジネス社 2008-10-22 おすすめ平均 |
橋本陽輔さんの『社長が知らない 秘密の仕組み 業種・商品関係なし! 絶対に結果が出る「黄金の法則」』を読みました。
・新規客を増やすこと
・既存客を守ること
(中略)
多くの企業が新規客の獲得ばかりに目がいって、どうも既存客を守ることに目が向いていないように思える
というわけで、本書は既存客を離脱させずにいかに優良客に育ってもらうかについて書かれています。
しかし、うちの会社は逆に既存客を守ることに目が行き過ぎの部分があり、昔からのお客様のレガシーにおんぶに抱っこ状態になってしまっている状態です。
どちらかというと新規客をもっと開拓していくことを本格的に考える必要があるのではないかと思っているので、今回は気になった箇所のメモ書きのみ載せることにします。
流行客をつくらないということは、割引キャンペーンを極力やらないということです。流行客というのは、いい話があれば飛びつく特性を持っている以上、企業から見て不安定なお客様であることは否定できません。不安定なお客さまをたくさんつくってしまうと、流行客がごっそり抜けたときに経営母体がゆらぐ可能性があるのです。
「コツコツ客」「優良客」は、商品のことをよくわかった上で、さらに自分たちが買っている会社の姿勢が好き、スタッフが好きだから買い続けてくれます。
『クロスセリングするタイミングは、コツコツから』
(中略)
反対に、「初回客」の段階では「クロスセリング」してはいけないのも、また、逆の黄金法則になります。