最強リーダーシップの法則 正確に原因を知れば、組織は強くなる | |
ブルース・ボダケン ロバート・フリッツ ピーター・センゲ
徳間書店 2010-07-21 |
ブルース・ボダケン&ロバート・フリッツの『最強リーダーシップの法則 正確に原因を知れば、組織は強くなる』を読みました。本書は組織において真実を突き止めることがいかに重要かを述べた一冊です。組織において皆が真実から目を背けるようになると、どうなるでしょうか?
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最強リーダーシップの法則 正確に原因を知れば、組織は強くなる | |
ブルース・ボダケン ロバート・フリッツ ピーター・センゲ
徳間書店 2010-07-21 |
ブルース・ボダケン&ロバート・フリッツの『最強リーダーシップの法則 正確に原因を知れば、組織は強くなる』を読みました。本書は組織において真実を突き止めることがいかに重要かを述べた一冊です。組織において皆が真実から目を背けるようになると、どうなるでしょうか?
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お金持ちは、お札の向きがそろっている。 (PHP文庫) | |
中谷 彰宏
PHP研究所 2009-06-01 おすすめ平均 |
中谷彰宏さんの『お金持ちは、お札の向きがそろっている。』を読みました。マネー本を今まで読まなかった私が、何故ここでこの本なのか。実は私、大きなイベントを控えています。来年、25歳にして○○するんです。そう、お金の問題が切実なのです!そういうわけで、今日は本書から参考にしたいと思った、お金持ちの5つの習慣を紹介します。
限られたお金をどう使うかは、重要な問題です。浪費ばかりしている人に比べ、自分に投資している人は自分の価値を積み上げることで、将来的な収入を増やすことが出来ます。お金を上手に使えるようになるにはまず、自分がどんなことにお金を使っているのか「見える化」することです。
出て行くお金を手っ取り早く把握する方法として、今日から私は毎回領収書をもらってくることにしました。帰宅後にそれをエクセルに打ち込み、月次で「何に」「いくら」使ったのかを見えるようにし、お金の使い方を改善して行こうと思います。
誘惑に駆られてつい飲みにいってしまう。一過性の遊びについお金を使ってしまう。感情をコントロールせず、誘惑に駆られてお金を使っていると、どんどんお金がなくなっていきます。お金をコントロールするにはまず、感情をコントロールしなければなりません。私もついつい「まぁ、いいか」と、浪費してしまうことが度々あると自覚しておりますので・・・。改善していきたいと思います。
例えば借りている部屋の1/3をモノが占めているとすると、家賃の1/3をモノのために払っていることになります。逆に言うと、モノが減れば家賃は安く出来るのです。モノのためにコストがかかっている・・・と改めて考えてみると、結構いらない物が浮かび上がってきませんか?スペースを増やすために引越しも考えていたのですが、まずはコストに見合わないものを捨てていこうと思います。
節約というと、無駄を省いて節制する、というどこか窮屈なイメージがあります。が、節約で本来やるべきことは、要らないものに使っているお金を、要るものに振り分けることなのです。お金のコストパフォーマンスをあげる、お金を更に上手に使うようにする、と考えたら、なんだかやる気が出てきました。
投資というと株やFXをイメージする人も多いと思いますが、最も確実な投資は自分への投資です。勉強する、習い事をする、本を読む、人脈を作る。そういうことに使う時間とお金は、自分への投資となります。若いうちから自分に投資しておき、自分の魅力や能力を磨いておけば、それは後に大きなリターンとなって帰ってきます。特に読書は、人が何年もかけてつくり上げたノウハウを1500円くらいで学べてしまう、非常にコストパフォーマンスの高い投資ですね。
コンビニでたまたま手に取った本書ですが、あまりこういう本を読んでこなかった私には思いのほか気づきがありました。もうちょっとマネー本は読んでみたいですね。もし何かオススメの本があれば、こっそり教えてください。
お金持ちは、お札の向きがそろっている。 (PHP文庫) | |
中谷 彰宏
PHP研究所 2009-06-01 おすすめ平均 |
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い | |
レオナルド・サスキンド 林田 陽子
日経BP社 2009-10-08 おすすめ平均 |
レオナルド・サスキンドの『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』を読みました。
1976年に、スティーブン・ホーキングは1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるかと想像した。
1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるかと聞かれたら、何と答えますか?ほとんどの人は、そんなものは決してわかりえないし、考えるだけ無駄だと考えるでしょう。ブラックホールなど見たことがないから、目で確認しようがないから、直接体験できないから…と、思考が停止してしまいます。
しかし世の中には、その見たこともない、目で確認しようのない、直接体験できない事象に関して、仮説を積み上げることによって解き明かそうとしている人たちがいるのです。最近のビジネス書でも仮説思考の本は色々出回っていますが、本書でホンモノの仮説思考に触れたほうが、よっぽど本質を理解できると思います。読み物としても面白いので、例えば以下のテーマに興味をそそられた方は、是非本書を読んでみてください。ワクワクしっぱなしになれると思いますよ。
1.もしあなたが太陽1個分の質量のブラックホールに落ちたらどうなるか?
2.なぜブラックホールはタイムマシンになるのか?
3.ブラックホールは蒸発してなくなるのか?
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い | |
レオナルド・サスキンド 林田 陽子
日経BP社 2009-10-08 おすすめ平均 |
バカでも年収1000万円 | |
伊藤 喜之
ダイヤモンド社 2010-07-30 おすすめ平均 |
伊藤喜之さんの『バカでも年収1000万円』を読みました。本書は自称・バカリーマン日本代表である著者が、一流大学を経て一流企業に就職しただけで偉そうにしているエセ・エリートたちに対抗するために編み出した「秘密のメソッド」を公開した一冊。これを読めばあなたも立派な「伝承者」だそうです。
つまるところ本書に書かれている方法論は、自分を変え、成長させるチャンスや経験をハイスピードでつかむことにポイントがあります。要領のいいエリートに打率で勝とうとするのではなく、まずは彼らよりも早いペースで打席に立ち続けること。量をこなすといわれると単純そうに聞こえますが、実は量をこなすのにもポイントがあります。今日はその中から、3つのポイントを紹介します。
自分を大きく変えようと思ったら、今まで選ばなかった選択肢を選ぶことです。今まで選んでこなかった選択肢の中にこそ、気づかなかったチャンスが隠れているのです。著者は週に一度「木曜日」と決めて、木曜日に必ず一つ今まで選ばなかった選択肢を選ぶというルールを設けたそうです。
量をこなせと言われても、人の倍の時間働くわけにもいかず、寝る間も惜しんだ長時間労働にも限界があります。量をこなそうと思ったならば、時間を延ばすのではなく、スピードをあげるのです。他の人よりも早いスピードで決断し、行動すれば、チャンスもつかみやすいし、周囲からの印象も変わるのです。
人脈の重要性については様々な本で語られていますが、自分よりもスキルや経験値が上の人と交流を保つには工夫が必要です。相手に重宝されたければ、相手が持っていないもの、欲しがっているものを提供することです。「どんなに優秀な人でも、どんなに大きな企業でも、弱点は必ずある」と本書にありますが、いくら優れていても全てを満遍なくカバーすることなんてできないのです。人と接するときは相手の話を良く聞き、相手の弱点を見つけ、そこを自分の得意分野で埋めてあげればいいのです。
バカでも年収1000万円 | |
伊藤 喜之
ダイヤモンド社 2010-07-30 おすすめ平均 |
ぼんやりの時間 (岩波新書) | |
辰濃 和男
岩波書店 2010-03-20 おすすめ平均 |
辰濃和男さんの『ぼんやりの時間』を読みました。長時間労働と労働者の心の病の問題は、しばしば関係付けられて語られることがあります。確かにたくさん働くことによって暮らしの水準は向上したのかもしれませんが、同様に内面も豊かになったのかというと疑わしいものがあります。
私たちはもっと積極的にぼんやりする時間をつくり、自分の内面に向き合うことが必要だと思うのですが、とはいえ仕事の効率を考えるとなかなかそうもいってられません。仕事の効率と、ぼんやりと怠けることを両立するにはどうすればいいのか?少し考えてみました。
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図解 どんな場面でも会話が楽になるビジネス・シチュエーション別話し方の教科書 (sanctuary books) | |
サンクチュアリ出版 2010-07-09 売り上げランキング : 19788 おすすめ平均 |
『図解 どんな場面でも会話が楽になるビジネス・シチュエーション別話し方の教科書 』を読みました。自分は話すのが下手だと悩んでませんか?実は、世界の中でも日本は話し下手が最も多い国だと思われているそうです。原因は、実は日本と欧米の文化の違いにあります。
欧米人は相手に伝わらないことを前提に話す文化を持っているのに対し、日本は「あうんの呼吸」を求め、言葉にせずとも「察する」文化を持っています。だから、「結局何が言いたいのかわからない」「曖昧でどっちなのかわからない」と言われてしまいがちなのです。上手に話せるようになりたい方は、まず以下のポイントに気をつけてみてはどうでしょうか?
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20代から身につけたい ドラッカーの思考法 | |
藤屋 伸二
中経出版 2010-07-14 おすすめ平均 |
藤屋伸二さんの『20代から身につけたいドラッカーの思考法』を読みました。後輩から今読んでおいたほうがいい本は何かと聞かれたとき、私はドラッカーの『プロフェッショナルの条件』を薦めたくなります。常々感じているのですが、まず、自分の頭で考えない人が多すぎます。
口をあけて待っていれば知識や正解を教えてもらえる学校型の教育に慣れ切ってしまっているのか、
「もっと成果を上げるには何をすればいいだろうか?」
「そもそも成果とは何だろうか?」
「この仕事の目的は何だろうか?」
「自分が果たすべき役割は何だろうか?」
「貢献するうえで自分がこれから学ぶべきことは何だろうか?」
といったことを自分で考える人がほとんどいません。
成長し、成果を出そうと思うならば、私たちはもっと疑問を持つ必要があります。疑問を持ち、考え、学ばなければ本質にたどりつけませんし、本質を知らなければいい仕事はできません。ドラッカーの本質的な考え方は20代の若いうちにしっかり学んでおく価値があると思うのですが、ただ、人によっては内容が難しいため、途中で挫折してしまったり、よくわからないまま読み終えてしまうのかもしれません。そんなときに本書は使えると思います。
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買わされる「名付け」 10の法則(日経プレミアシリーズ) | |
則定 隆男
日本経済新聞出版社 2010-03-09 |
則定隆男さんの『買わされる「名付け」 10の法則』を読みました。ブログの名前やコンセプトを作ったり、企画の名前やキャッチコピーを考えるのが苦手な私でも、この本を活用すればお洒落なものが作れそうな気がしてきます。「天使のブラ」や「Think different.」など、いくつかのヒットしたネーミングやコピーを10の分類にわけ解説しており、かなり参考になりました。
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「売れる営業マンになりたかったら自分を売れ!」といわれてもなかなかできない人のための営業ツール (アスカビジネス) | |
蒲池 崇
明日香出版社 2009-08-05 おすすめ平均 |
蒲池崇さんの『「売れる営業マンになりたかったら自分を売れ!」といわれてもなかなかできない人のための営業ツール』を読みました。
企業不祥事が、増えれば増えるほど、信用されるのは、「企業」ではなく、「個人」になっていくんです。
確かに物を買うときに、その販売元の企業が信用できるかどうかを判断するのはなかなか難しいものです。それよりは身近な営業担当者のほうが、何かあっても対応してくれる、責任を取ってくれると、信用してもらいやすいのです。また、何度も相手を訪問する法人営業であれば、お客様と仲良くなっておくに越したことはありません。
だからこそ「自分を売る」ことが重要なのですが、具体的に何をやればいいのかわからないと思いませんか?本書で紹介されている40の営業ツールは、ザイアンス効果(接触する機会を増やすほど好感を持たれる)を上手に活用しています。メールの署名欄にプロフィールを載せるなど、能力やセンスで差がつかないノウハウが多いので、確かにこれならすぐにでも活用できそうです。
著者の蒲池さんはメールの署名欄に、通常の情報のほかモットー、趣味、出身地などを載せているそうです。人は相手と共通事項があると親近感をもってしまう傾向があるそうなので、確かにこの方法なら労せず自分の好感度を上げられそうです。私も早速趣味とブログURLを以下の様に載せてみました。
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株式会社 ●●●
営業部 河村 拓
〒●●●-●●●●
東京都●区●●●-●●-●
電話●●-●●●●-●●●● FAX●●-●●●●-●●●●
携帯●●●-●●●●-●●●●
E-mail: ta_kawamura@●●●
趣味:読書(毎日読んでます)
ブログ(書籍でも紹介されています):http://lifemission.seesaa.net/
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価格帯の高いもの、低いもの、中間のものがあると、人はどうしても中間の物を選びやすくなるのだそうです。これをお客様への提案のシーンで応用すると、例えば2つのパターンの提案を用意し、価格の高いほうを採用してもらいたい場合、もうひとつ上の価格(当然それにあわせて品質・効果の高くなる)のパターンを加えて3パターンで提案することで、中間価格の提案(つまり本来採用してもらいたかった提案)を採用してもらいやすく出来るのです。この法則は心理学的にも証明されていたと思うので、かなり有効だと思います。
自社の製品がわかりにくく、とっつきにくいものであるならば、この手法が有効かもしれません。マンガは分かりやすく、伝わりやすいので、例えば製品のパンフレットや、自社製品について新入社員に勉強させるとき等に使えそうですね。
「売れる営業マンになりたかったら自分を売れ!」といわれてもなかなかできない人のための営業ツール (アスカビジネス) | |
蒲池 崇
明日香出版社 2009-08-05 おすすめ平均 |
がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術 | |
別所諒
ユナイテッド・ブックス(阪急コミュニケーションズ) 2010-07-15 おすすめ平均 |
別所諒さんの『がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術』を読みました。「なんであの人は自分より簡単に成果を出せるんだろう?」自分より優れている人を見てそう考えてしまう人は、きっと努力が足りないのでしょう。
どんなに天才といわれるような人でも影では猛練習をしているように、がんばること抜きに成果を出すことはできないのです。そして自分が努力をしているかどうかは、自分よりも優れた成果を出している人を見たときの反応でわかります。「あの人は自分の知らないところでどんな努力をしているんだろう?」と考えられる人は、自分も努力をしている人です。逆に、「あの人は元々自分よりも才能があったんだろう。」と片付けるのは、自分が努力していない人です。
本書のタイトルは「がんばっても成果は出ない」ですが、がんばらなければ成果は出ないのです。タイトルとは裏腹に、実は本書はがんばることの大切さ、そして具体的に何をどうがんばればいいのかを説いているのです。
あなたが高校生で数学のテストを控えているとして、いい点を取ろうと思うならば、あなたは今更九九を復習したりせず、もっと点数に直結することを覚えようとするはずです。しかし仕事では逆で、九九をやってしまう人がたくさんいます。例えば営業の仕事では、やっていて楽しい仕事ばかりではなく、中にはやりたくない仕事もあります。
新規開拓なら飛び込み・テレアポで断られるのがつらかったり、大型案件を立ち上げたいものの相手の部長に会うのが入社1年そこそこの自分では大変だったりします。だからといって仲の良いお客様先に毎日通って世間話をしていたり、新規開拓をせずに既存のお客様ばかりを訪問していても、自分の能力が磨かれませんし成果は出ないのです。営業の仕事は毎日お客様を訪問することではなく、案件を立ち上げ、製品を売ってくることなのです。
「自分の仕事を勘違いしている」と言われないよう、限られた時間を「成果を出すことに集中」させなければいけません。
本書は著者の別所さんよりいただきました。ありがとうございます。
がんばっても成果は出ない 凡才のための超現実的サバイバル術 | |
別所諒
ユナイテッド・ブックス(阪急コミュニケーションズ) 2010-07-15 おすすめ平均 |