良い提案をしようと思ったならばお客様をまず理解しなければならないように、女性(もしくは男性)への理解なくして女性(もしくは男性)を射止めることは難しいものです。また、関係をより親密なものにしていくうえでも、相手が自分とは異なる考え方をしている生き物であることを知り、相手が自分に何を求めているのかを理解することは、やはり重要です。要するに異性との関係を創る上でも関係を深める上でも、異性への理解なくして上手くはいかないのです。
これから婚活をしようと言う人は、合コンという名の戦場へ向かう前に、まずは本日紹介する『セックスしたがる男、愛を求める女』で知識武装しておくことをオススメします。以下、面白かった箇所を紹介します。
1.女性のハートを射止めるための7つの条件
1.女性は笑わせてくれる男性が好き!
2.女性はコミュニケーションのできる男性がすき!
3.女性は料理が出来る男性が好き!
4.女性はダンスが出来る男性が好き!
5.女性は安心させてくれる男性が好き!
6.女性は子ども好きの男性が好き!
7.女性は健康そうな男性が好き!
以上は女性が男性に惹かれてしまう7つのポイントなのだそうです。悲観的でしょぼくれた男性よりは、明るくてユーモアがあり、女性の悩みにもじっと耳を傾けてくれる男性のほうが好まれるんですね。その上で「ステキだよ」といってあげたり、髪型などちょっとした変化に気づいてあげると、女性は自分が大事にされているんだと実感でき、もうバッチリなのだそうです。女性の気をひこうとしてつい頑張ってしゃべってしまう人は、まずは相手の話にじっくりと耳を傾け、共感してあげることから始めると良さそうですね。
2.男性が常に女性に求めるもの
女性の方に朗報です。
1.セックス
2.食事、洗濯、育児などのサービス
3.「あなただけよ」と言ってもらえること
4.誰にもじゃまされないひとりの時間
本書によると上記4つさえつかんでおけば、男性の操縦なんてちょろいものなのだそうです!つまるところ男性が女性のためにいろいろしてあげるのは、セックスというご褒美欲しさなんですって。本書で紹介されている、「男性の言葉の裏にある本音」が爆笑モノだったので一部紹介します。
「きみってなんてきれいなんだ!」
⇒「君の顔って、つくりがきれいで左右対称だね。ぼくの遺伝子を残すのにぴったりだ。セックスしよう」
「今夜のきみはとびきりすてきだよ」
⇒「すぐセックスしたい」
「その服、似合うね!」
⇒「ウエストとヒップのくびれが強調されて、オッパイが大きく見える服だね。オレのホルモンも全開だ。セックスしよう」
「ぼくの部屋でコーヒーを飲んでいかない?」
⇒「ぼくの部屋でケダモノみたいなセックスをしない?君の身体の欠点が見えないように照明は落とすからさ」
「一杯おごるよ」
⇒「アルコールで警戒心をゆるめて、ぼくとセックスしよう」
男ってやっぱりバカだったんですね。さて念のためにいっておきますが、全ての男性がそうとは限らないので、ご注意を。
3.女性が「この男とならセックスしてもいい」と思える5つの条件
さて上記のように頭の中がセックスでいっぱいの男性は、是非以下の「女性がこの男とならセックスしてもいいと思える5つの条件」をおさえておきましょう。
1.自分が魅力的で特別だと思える
2.自分が愛され、守られていると感じる
3.甘やかされ、大切にされていると感じる
4.キスをされて、身体にやさしく触れられる
5.自分の気持ちを聞いてもらえる
嘘でも仮でもいいから上記を満たしてあげれば、望みのご褒美がもらえるかもしれません。
「学術的な見地から読んでいるんだよ?」と表面を取り繕いつつも、実は女性の心理に興味津々という方にはピッタリな一冊だと思います。