1.営業は経営視点を持つべきか?
法人営業職にとって、経営視点は必要なのでしょうか?正直、なくても売上は立つと思います。自社の製品やサービスを導入することが経営視点でどのような効果をもたらすのかを説明できなくても、現場レベルでの業務改善とコスト削減がうたえれば事足りることが多いです。だからだと思いますが、ほとんどの人は経営視点を持って提案活動をしていないように見えます。
しかし他の人がやっていないからこそ、経営視点にたった提案活動ができるまで知識やスキルを深めた人は、特別な存在になれるのではないでしょうか?そういう視点にたってビジネスの話ができる営業は、そうでない人には真似できない提案ができるはず。という仮説から、もう一歩自分の営業活動を深められないか模索しています。
2.経営視点をどう身につけるか?
では、経営視点はどう身につければいいのでしょうか?これまで色々本を読んできましたが、それだけでは足りないと感じています。もっと肌感覚でつかみたいので、実戦経験ができればいいのですが、会社勤めではそういうわけにも行きません。であれば、副業で自分のビジネスを作ってみるのも手かもしれないと思っています。
3.シミュレーションしてみよう
もはや会社が社員を一生面倒みることなんてできないわけですから、社会的にも副業を認める流れが進んでいく気がします。そうなったら、自分の趣味をビジネスに変えてみたり、アイデアを試してみたりする人が増えて、楽しいですよね。そんなことを、泉正人さんの本を読みながら考えていたのですが、本書は自分のアイデアでビジネスを起こした場合のシミュレーションをする上でとても参考になると思います。オススメです。
会社に頼らず生きるために知っておくべきお金のこと | |
泉正人
サンクチュアリ出版 2011-10-28 |
2 Comments
私は既に脱サラ(厳密には希望退職に手を挙げた)し、現場を離れていますが、経営視点を持っていて損はないですよね。
更に「投資家視点」で顧客企業を見るのも面白い。顧客の競合や顧客の顧客のことを、経営視点よりも調べたくなったものです。これを実践するのであれば、株となりますが…今、株の売買をするのか…と言えば、それは何とも言い難いですね(^^ゞ
>おっぺけさん
確かに投資家視点は良さそうですね。
良いヒントをいただきました!
取り入れてみたいと思います。