この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方 | |
弓場 隆
ダイヤモンド社 2008-02-29 おすすめ平均 |
ジョン・C・マクスウェルの『この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方』を読みました。
いくらリーダーと言う立場を手に入れても、ついてきてくれる人たちがいなければリーダーシップを発揮しているとはいえません。
「この人についていきたい」と思われるリーダーになるには、自分には今何が足りていないのか、という視点で読むと気づくことの多い一冊だと思います。
オススメです。
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● 人格を磨く
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逆境に直面するとき、人は人格か妥協か、二つの道から一つを選ばなくてはならない。もし人格を選ぶなら、その選択がマイナスの結果をもたらしたとしても、そのたびにその人は以前より強くなっていく。
われわれは何かを選択するたびに、人格を作り上げているのだ。困難な状況から逃れるか、それを打開するか。真実をねじ曲げるか、その重みに耐えて立つか。楽をして金儲けしようとするか、まっとうな対価を払うか。あなたが今日どのように生き、どのような選択をするかが、あなたの人格を作り上げていく。
人格と言うものに正解はないと思います。
大事なのは自分の信念や誇りを傷つけるような選択・行動をしないこと、たとえ逆境にあっても自分が正しいと思ったことをすることでしょう。
自分の信念や誇りに反する行動をしているとどんどん自分自身に自信が持てなくなります。
自信がない人には何も成し遂げることが出来ません。
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● ベストを期待する
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あなたが人のためにできる最善のことの一つは、その人にベストを期待することだ。それがあなたの魅力となり、その人を引きつける。私はそれを「すべての人に一〇点満点をつける」と呼んでいる。
もしあなたが人を高く評価し、励まし、潜在能力を発揮するのを手伝うなら、その人はあなたについてきたいと思うようになる。
これはまだまだ自分に足りていない部分だなと反省しました。
中途半端で妥協しようとしている人に「ノー」を突きつけて、まだまだやれるはずだと高い期待を示せているか。
出来ない理由を並べ立て、自分の常識の限界で立ち止まっている人の背中を蹴飛ばしてやるくらいの情熱と執念を自分は人に対して与えることができているか。
私はまだまだ甘いのだと痛感しました。
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● 不屈の精神とは何か
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指導力のあるリーダーになりたいなら、不屈の精神を持たなければならない。本当の意味での不屈の精神は、人びとを勇気づけて引きつける。自分に確信があることを人びとに伝えられる。あなたが自分の主義・主張を信じるときにのみ、人びとはあなたを信じる。人びとは人物を信じてから、その人物のビジョンを信じるのだ。
不屈の精神、あきらめない力を生み出すのは、背負うものの重さではないかと思います。
今取り組んでいる社内企画で私が背負おうとしているものは、その企画の成功・失敗に対する責任だけではありません。
この企画で困難にめげて妥協しているようでは、絶対に自分の夢を実現することは出来ない。
ここで最後までがんばれるかどうかに、将来「内なる情熱を信じて挑戦する勇気」を人びとに与えられるかどうかがかかっている。
そういう気持ちで挑んでいます。
そうするとどんなに嫌なことがあってその場ではあきらめたくなることがあっても、またしばらくするとふつふつと情熱が湧いてくるのです。
私は、自分には夢を実現するだけの資格があるということを、自分に対して証明したいのです。
この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方 | |
弓場 隆
ダイヤモンド社 2008-02-29 おすすめ平均 |
2 Comments
アツイ本ですね。そして、TAKUさんも、アツイ!
「内なる情熱を信じて挑戦する勇気」。いい言葉です。
TAKUさんなら貫けますよ!
ビジネス太郎さん
ありがとうございます!
これからも情熱を羅針盤に、
まい進していきますよ!