バカでも年収1000万円 | |
伊藤 喜之
ダイヤモンド社 2010-07-30 おすすめ平均 |
伊藤喜之さんの『バカでも年収1000万円』を読みました。本書は自称・バカリーマン日本代表である著者が、一流大学を経て一流企業に就職しただけで偉そうにしているエセ・エリートたちに対抗するために編み出した「秘密のメソッド」を公開した一冊。これを読めばあなたも立派な「伝承者」だそうです。
つまるところ本書に書かれている方法論は、自分を変え、成長させるチャンスや経験をハイスピードでつかむことにポイントがあります。要領のいいエリートに打率で勝とうとするのではなく、まずは彼らよりも早いペースで打席に立ち続けること。量をこなすといわれると単純そうに聞こえますが、実は量をこなすのにもポイントがあります。今日はその中から、3つのポイントを紹介します。
1.「成功の糸」は毎週木曜日に降りてくる
自分を大きく変えようと思ったら、今まで選ばなかった選択肢を選ぶことです。今まで選んでこなかった選択肢の中にこそ、気づかなかったチャンスが隠れているのです。著者は週に一度「木曜日」と決めて、木曜日に必ず一つ今まで選ばなかった選択肢を選ぶというルールを設けたそうです。
2.「超速行動」でエリートたちを置き去りにする
量をこなせと言われても、人の倍の時間働くわけにもいかず、寝る間も惜しんだ長時間労働にも限界があります。量をこなそうと思ったならば、時間を延ばすのではなく、スピードをあげるのです。他の人よりも早いスピードで決断し、行動すれば、チャンスもつかみやすいし、周囲からの印象も変わるのです。
3.「弱点レーダーチャート」を使って、どんな大物もやっつける
人脈の重要性については様々な本で語られていますが、自分よりもスキルや経験値が上の人と交流を保つには工夫が必要です。相手に重宝されたければ、相手が持っていないもの、欲しがっているものを提供することです。「どんなに優秀な人でも、どんなに大きな企業でも、弱点は必ずある」と本書にありますが、いくら優れていても全てを満遍なくカバーすることなんてできないのです。人と接するときは相手の話を良く聞き、相手の弱点を見つけ、そこを自分の得意分野で埋めてあげればいいのです。
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伊藤 喜之
ダイヤモンド社 2010-07-30 おすすめ平均 |
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バカでも年収1000万円 バカリーマン日本代表 伊藤善之
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