ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い | |
レオナルド・サスキンド 林田 陽子
日経BP社 2009-10-08 おすすめ平均 |
レオナルド・サスキンドの『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』を読みました。
1976年に、スティーブン・ホーキングは1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるかと想像した。
1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるかと聞かれたら、何と答えますか?ほとんどの人は、そんなものは決してわかりえないし、考えるだけ無駄だと考えるでしょう。ブラックホールなど見たことがないから、目で確認しようがないから、直接体験できないから…と、思考が停止してしまいます。
しかし世の中には、その見たこともない、目で確認しようのない、直接体験できない事象に関して、仮説を積み上げることによって解き明かそうとしている人たちがいるのです。最近のビジネス書でも仮説思考の本は色々出回っていますが、本書でホンモノの仮説思考に触れたほうが、よっぽど本質を理解できると思います。読み物としても面白いので、例えば以下のテーマに興味をそそられた方は、是非本書を読んでみてください。ワクワクしっぱなしになれると思いますよ。
1.もしあなたが太陽1個分の質量のブラックホールに落ちたらどうなるか?
2.なぜブラックホールはタイムマシンになるのか?
3.ブラックホールは蒸発してなくなるのか?
ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い | |
レオナルド・サスキンド 林田 陽子
日経BP社 2009-10-08 おすすめ平均 |