仕事に追われる毎日を変えよう | |
豊田 圭一
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2011-03-15 |
残業が日常化している職場では、生産性が落ちやすい。それは何故か?
多くの人は、締め切り間近にならなければ、ヤル気が出ないからです。夏休みの宿題も、「後でまとめてやればいいや」と先延ばししている間は、ほとんど進んでいないはずです。それと一緒で仕事も「残業すればいいや」と思いながら進めているときと、「何がなんでも定時までに終わらせねば!」と思いながら取り組んでいるときとでは、生産性がまるで異なります。
ポイント:デッドラインを決めよう
仕事の生産性を上げたいのであれば、もっとも大切な事は仕事にデッドライン(締切り)を設けること、つまり残業をしないと決めることです。時間の制約ができてはじめて、「どうすれば同じ時間内でより多くをこなせるか?」という効率化に頭が向かい、「成果の出る仕事になるべく時間を回そう」と無駄なことを減らし始めます。
加えて必ず定時で帰る習慣が身につくと、「あぁ、もう定時だ。もっと仕事がしたいのに・・・。あれやこれもやりたいのに・・・。でも帰らなきゃ!」というヤル気を維持したままでその日の仕事が終わるため、モチベーションが維持しやすいのです。たまに職場の同僚から「なんでそんなにモチベーションが安定しているのか?」と聞かれますが、その秘密はここにあります。「そうはいっても、どうすれば定時で帰れるのか?」という人は、豊田圭一さんの『仕事に追われる毎日を変えよう』にいろいろとノウハウが紹介されていますので、参考にしてみてください。
仕事に追われる毎日を変えよう | |
豊田 圭一
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 2011-03-15 |