Six Disciplines Execution Revolution: Solving the One Business Problem That Makes Solving All Other Problems Easier | |
Gary Harpst
Six Disciplines Publishing 2008-07 |
Gary Harpstの「Six Disciplines Execution Revolution: Solving the One Business Problem That Makes Solving All Other Problems Easier」を読みました。
本書は中小企業向けに書かれた経営書です。
多くの企業にとって、長期的に優れた成果を出すことは一つの目標になります。
しかし多くの企業がそれを出来ずにいるのは、毎日のように起こる突然のトラブルや緊急の仕事といった「目の前のやるべきこと」に埋没されてしまい、
●長期的な戦略をねること
●業務を執行すること
とのバランスが崩れてしまうからだと本書は述べています。
これに対処するために、ERPといった経営管理ツールを導入したり、外部監査役を雇ったりと、企業は様々な解決方法に手を伸ばすわけですが、どうもこれらを単発で導入したところで、一時的には成果を出しても、すぐにまた元の状態に戻ってしまい、長期的には成果をだしづらいのだそうです。
これらを解消するには、
組織自体が学習し自ら成長するような、経営メソッド
組織の足取りを客観的に矯正する、外部監査役
全ての従業員必要なときにいつでも意思決定に従事させられる、執行システム
学習を促進するためのコミュニティー
の4つを組み合わせた、総合的な経営プログラムが必要だ、というのが本書の提言です。
さて、英語の勉強もかねて洋書を読んでみようと始めたのですが、いきなり経営書を読むというのは無茶だったかもしれませんね。
そもそもなじみのない内容を英語で読むので、かなり苦しかったです。
次はもう少し違う内容のものを探してみようと思います。
Six Disciplines Execution Revolution: Solving the One Business Problem That Makes Solving All Other Problems Easier | |
Gary Harpst
Six Disciplines Publishing 2008-07 |