アーヴィン・ラズロ、ジュード・カリヴァンの共著、「CosMos コスモス」を読んだ。
コスモスとは、これまでずっと存在してきたもの、そしてこれからのちも存在していくものすべてのことです。それは、あらゆる創造物の多様性が繰り広げられる”一なる場”なのです。
もうわけが分かりません。
しかし、普段とはちょっと違うジャンルに触れたかったので、興味半分で読んでみました。
宇宙の96%ほどはダークエネルギーとダークマターで占められている
もはや精神と物質を、体と魂を、そして本質的に統合的なものであるリアリティと私たち自身を、それぞれ切り離すことはできないのです。
共鳴と反映の原理が一緒になると、「似たもの同士は引き合う」―つまり、前向きな思考や意思はいい結果を引き寄せるし、その逆も真であるという、”引き寄せの法則”になります。
臨死体験、死後通信、生まれ変わりといった現象をめぐる科学的調査によって、個人の意識は脳と肉体を超えて存在しつづけるという証拠が急速に積み重ねられています。
一通り読んでみて、更にわけが分からなくなりました。
ダークマター?
本質的に統合的なものであるリアリティ?
科学的に証明されているものの、理解には及びませんでした。
ただ、非常に面白いです。
小学1年生の頃から疑問に思っていたのですが、そもそも宇宙ってどうやって誕生したんでしょうか?
ビッグ・バンによって誕生したというなら、ビッグ・バンはどうやって起こったのでしょうか?
宇宙の基となったもの、更にその基となったものとさかのぼっていくと、いつか無にいきつくんでしょうか。
じゃあどうやって無から有が誕生したのでしょうか。
無って何ですか。
神様がいるなら、神様を作ったのは誰なんでしょうか。
謎だらけの宇宙ですが、いつしか私たちにも分かる形で解明されるときがくるのでしょうか。
知的好奇心をかきたてる一冊ですね。
CosMos コスモス | |
村上 和雄 和波 雅子 吉田 三知世
講談社 2008-10-01 おすすめ平均 |