経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門 | |
伊丹 敬之
東洋経済新報社 2007-06-29 おすすめ平均 |
伊丹敬之さんの「経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門」を読みました。
自分自身のためにも、組織と仲間たちの発展に自分なりの貢献をするためにも、経営全体を考えた上で自分の立ち位置を確認するための「経営を見る眼」が、必要だと思うのである。
アウトプットを強化する上で、読書に代表される「インプットの時間」はとても大切だと思います。
しかしいくらインプットを増やしてアウトプットを強化しても、そのベクトルの方向を誤ってしまうと十分な成果にはつながらないと思います。
自分自身のスキルアップやアウトプットが最大限に組織としての成果につながるためには、経営全体を考えた上で自分の立ち位置を確認し、自分が何をするのかを考えるための「経営を見る眼」が欠かせないと思います。
経営を見る眼とは要するに、自分なりの経営の理論・論理を身につけることだと思います。
本書では、
●人は何故働くか
●会社とは何か
●経営とは何か
といったことが解説されていたのですが、私はまだまだ「自分なりの経営理論・論理」が構築できていないと感じました。
正社員として組織の中で働いた経験がまだないのも理由の一つだと思うのですが、「カネ、情報、感情の流れを活発にするのがマネジメントの本質」とか、「富と情報を権力と名誉の適切な分配にマネジメントの本質がある」と言われても、理論では理解できても、自分の経験に照らし合わせることが出来ないので、実感としていまいち腑に落ちませんでした。
実際に働いてみて、いろいろ見たり経験したりして始めて分かる部分も多いと思うので、就職してからもう少し経営書の割合を増やしてみようと思います。
参考リンク:
経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門 – to-rainbowsのビジネス書日記
余談ですが、以前「次世代マーケティングプラットフォーム」の記事で
来年からはIT業界で働く一人となるわけですから、私もこれからのITがどのような世の中を創って行くのかという自分なりのビジョンを持ち、その中で自分は何をするのかを描けるようでなければならないと強く感じました。
テクノロジーに関する本を、もっと読み込んでみようと思います。
と書いたのですが、とりあえずIT系の雑誌を読むことから始めることにしました。
雑誌で業界の動向を押さえつつ、書籍紹介欄などを参考にして、本も読み込むつもりです。
「目指せ究極のITコンサルタント」で、頑張ろうと思います。
Yes, I can.
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伊丹 敬之
東洋経済新報社 2007-06-29 おすすめ平均 |