残業はするな、「前業」をせよ!―朝のスタートダッシュで人生が決まる | |
久恒 啓一
大和書房 2007-03 おすすめ平均 |
久恒啓一さんの『残業はするな、「前業」をせよ!―朝のスタートダッシュで人生が決まる』を読みました。
本書は、書籍を読んだり、雑誌を読んだりして、情報を収集することで満足してしまっている人に是非読んでもらいたい一冊です。
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● 残業をしなければ評価は上がる
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上司が帰らないから帰れない人も多い。しかし、いい仕事をしていれば上司も文句を言わない。必ず帰るんだという決意を持って、帰ってしまうことが重要だ。終わっていなくても帰る。
若いうちは仕事を覚える必要があるので、あまり早く帰宅してしまうのも問題だと思う反面、早く帰宅して勉強することが明日以降の仕事の効率をよりよくする可能性もあると思います。
実践だけ、理論だけではなく、理論と実践のバランスを上手に取ることが重要だと思います。
自分のパフォーマンスには自分で責任を持ち、残業が必要だと思ったら残業をする、帰って勉強したほうがいいと判断したらとっとと帰るといふうにやろうと思います。
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● 勉強してはいけない
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他社の成功事例ではなく、自社の足元をよく見つめ、自分の会社の特殊解を丹念に築き上げていかなければならないと思う。
勉強しすぎると知識が邪魔をして、現状のほうを知識に合わせようとするため現実が捉えられなくなる。
素直に見ることが大事なのだ。
これは本をたくさん読む人が気をつけたいところですね。
本にあるのはあくまでヒントで、自分もしくは自社が抱えている問題を解決する答えが載っているわけではありません。
答えはあくまで現場にあるのです。
チームのメンバーが思うようにコミットしてくれないと感じたのならば、書籍に解決のヒントを探すだけでなく、そのメンバーとよく話をし、よく観察しなければなりません。
解決のヒントはその人の中にあるのです。
現状を知識に合わせようとするのではなく、知識を現状に当てはめて考えてみることが大事ですね。
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● 頭のいい人は成功しない人が多い
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これはどういうことかというと、本をたくさん読んだり、勉強をたくさんしたりして豊富な知識を持っている人は、何でもわかったつもりになってしまい、やる前から物事を判断してしまい、実際に行動しなくなると言うことです。
最近実感したのですが、やってみて初めて分かることはたくさんあります。
実践のみではなく、頭を使って考えるだけでもなく、頭を使って考えることととりあえず実践してみることを上手にバランスを取って実行することが大事なのだと思います。
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● 手みやげは持っていかない
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相手に感謝されたかったら、手みやげはいらない。
それよりも何倍もの効果を持つみやげものがある。情報のみやげである。
私は本をよく読むので、本に関する情報は必然的にかなり集まります。
良いと思った情報は会社の同期にもシェアするようにしているのですが、これをメールなども駆使してもっと頻繁にやりたいと考えています。
そのためにはまずは相手がどんな情報を求めているかを知る必要があるので、まずはもっと深く同期を理解しなければなりませんね。
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残業はするな、「前業」をせよ!―朝のスタートダッシュで人生が決まる | |
久恒 啓一
大和書房 2007-03 おすすめ平均 |
昨日は会社の同期と横浜で遊んできました。
関内でボーリングしたり、ビリヤードしたり、桜木町を回ったり、コスモワールドで遊んだりして、最後にパフェを食べて帰ってきたのですが、めっちゃ楽しかったです。
横浜の夜景はきれいですよね。
デジカメ買いたいな~。