今日からできる 上手な話し方 | |
臼井 由妃
中経出版 2008-12-25 おすすめ平均 |
臼井由期妃さんの『今日からできる 上手な話し方』を読みました。
人前で話すときって、緊張しますよね。
先日の記事にあるように、昨日は鹿田尚樹さんの『3時間で極める超・実践的セミナー開催講座』に参加してきました。
そして前日のリマインダー・メールの中には、「当日は自己紹介をしてもらいますので、何か特徴的なワンフレーズを」の一言が。
「なんだってぇぇ!?」ということで、積読してあった本書を当日の朝に急遽読むことにしたわけです。
(といっても、ちょっとしか読めなかったんですけどね)
ポイントは、上手に話そうとするのではなく、相手に自分の考えを伝えようとすることのようです。
確かにコミュニケーションって、上手に話せるかどうかを競うものではなくて、お互いの意思をキャッチボールのように交換し合うものですよね。
なので、お笑い芸人のように笑いを取って盛り上げようと無理に考えたり、固い言葉をずらりと並べて無理に格調高い話をしようとしたりせずに、
●自分の言葉で
●自分の素直な考えや意見を
●自然に話したほうが
聞き手の印象に残るのではないかと思いました。
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● 気持ちのキャッチボール
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話し方というと、言葉にとらわれがちですが、会話は言葉だけでなく気持ちをキャッチボールするものです。ですから、目や顔の表情、声、しぐさもコミュニケーションツールといえるのです。
私は人の目を見て話すのがずっと苦手でした。
今は…少しは改善したでしょうか。
人の目を見て話せないと、「自分の意見に自信がないのかな?」と相手に思われてしまい、話に説得力がなくなったり、相手が興味を失ってしまったりしてしまいますよね。
でもあんまり見つめすぎるのも誤解の元で、困り者ですが。
そういえば、鹿田さんの瞳、まるで生まれたてのバンビですねあれは。
ちょっと毒が入ってますが。
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● 弱みを見せない人間ほどつまらない者はいない
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「弱みを見せない人間ほど、つまらない者はいない」
自分を完全無欠の超人のように見せたがる傾向のある私には、グサッときました。
少し反省して、昨日の自己紹介では少しだけ自虐してみましたよ。
小さな気持ち(弱みや悩み)をエピソードとして示せば、相手は共感してくれます。そこにはリラックスした空気が流れ、今まで近づいてこなかった人たちも、親近感を持って話してくれるようになるのです。
確かに弱みや悩みがある人のほうが、なんとなく話しかけやすいかもしれませんね。
ちなみに私は純然たるサドなので、そういう傷口をみつけると途端につつきたくなります。
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● 自分を伝える
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人に好かれたければ、誰にでもわかるはっきりとした言葉を使い、自分の意見を明確に表現するにつきるのです。
自分の意思を伝えれば、他人と意見が衝突することもあります。批判を受けたり、否定されたり嫌な思いをすることもあります。しかし、思いを口にしなければ、あなたは理解してはもらえないのです。
自分の意見や立場を明確に表すこと、これはとても大事だと思います。
これがない人は、その場にいる価値がない、つまりいてもいなくてもいい人になりかねません。
確かに「なんとなく…」とか、「別に…」とか、どう思ってるのか、意見があるのかどうかわからない人と話していると、面倒くさくなってついイライラしてしまいます。
そういう人とは…申し訳ないのですが、あまり一緒にお話したいとは思いません。
ブログでも、「結局AなのかBなのかCなのかDなのかよく分からない!」という記事は、読んでいて疲れます。
そういうブログもやはり、読みません。
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今日からできる 上手な話し方 | |
臼井 由妃
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