神川貴実彦さん編著の「コンサルティングの基本」を読んだ。
本書は、
第1章 コンサルティング業界の基礎知識
第2章 各コンサルティングファーム・領域の解説
第3章 戦略/業務&ITコンサルティングプロジェクト
第4章 組織人事/内部統制/M&A/その他コンサルティングプロジェクト
第5章 コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ
という内容になっており、コンサルティング業界の概観から、実際にどのようなコンサルティング・ファームがあり、具体的にどのようなコンサルティングを行っているのかを網羅的、かつ体系立ててまとめていて非常に良い。
また、新卒・中途でのコンサルティング業界への就職に関するノウハウ・メリットなども扱われているので、「コンサルってそもそも何をやっているのか知りたい」「就職を考えているのでコンサルティング業界について詳しく知りたい」といった人に特にお勧めだ。
私としては、コンサルタントがどのようなプロセス・思考法で問題発見・解決を行うのか、新規事業提案を行うのかを俯瞰できたことと、優れたコンサルタントの持つ「資質」を知ることが出来たことが特に今後に生かせそうだった。
以下、自分用のメモ
●「論理的思考」「ゼロベース思考」「仮説思考」は必須
●クライアントの重要な経営情報に関わるため、コンサルタントには高い職業倫理観と責任感が求められる
この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本 | |
神川 貴実彦
日本実業出版社 2008-05-10 おすすめ平均 |