野口吉昭さんの著書、「コンサルタントの「質問力」」を読んだ。
コンサルタントに限らず、質問力はビジネスパーソンならば誰でも持っておきたいスキルであると感じた。
なぜならば、質問力とは言い換えれば、問題の本質にたどり着く力だからだ。
著者はコンサルタントの質問力は、「仮説力」「本質力」「シナリオ力」の3つの力に支えられていると言う。
頭の中でいくつものシナリオを考えながら、仮説を立て、ずばり核心を突くような、もしくは核心に迫るような質問を投げていく。
その「why」の繰り返しの中で創発的に解を導きだす。
しかし本質を見つけ出すのは何もコンサルタントだけの仕事ではない。
潜在ニーズは何だろうか、会社の抱えている問題の本質はどこにあるのだろうか、と言ったことはビジネスパーソンであれば常に考えていることだろう。
逆に言えば、優れた解決策やアイディアを生み出すには、「質問力」が不可欠なのかもしれない。
以下、自分用のメモ
●聴く態度を身につける
●本質を捕らえた鋭い質問やまとめを挟む
●事実、全体像、選択肢を組み合わせる
●仮説を立てるための事前リサーチをおろそかにしない
コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書) | |
野口 吉昭
PHP研究所 2008-03-19 おすすめ平均 |