藤沢あゆみさんの著書、「「愛され社員」で行こう!」を読んだ。
著者は職場でうまくいっている人には2つのタイプがあると言う。
一つが「デキる社員」でもう一つが「愛され社員」だ。
愛され社員って?
なぜかチャンスを引き寄せてしまう人です。
なぜか、ピンチでも笑っている人です。
なぜか、いつの間にかできる社員になっている人です。
どうすれば「愛され社員」になれるかを60の法則であらわしたのが本書だ。
それぞれの法則は、仕事を頼まれた後に「また何かあったら言ってくださいね」と一言添える、と言った具合にちょっとした言葉やマインドの持ち方を割と簡単に説明している。
一冊通して読んだが、ほぼすべての法則の根底には「相手をむやみに変えようとせず、自分がまず変わる努力をする。自分が変わることで周りの人や現状を変えてしまう」という考え方が私には見て取れた。
むやみやたらに人を変えようとしてしまう人には、「自分のほうが相手より正しい」「相手を正してやろう」といった傲慢な考えが相手に伝わってしまうのかもしれない。
それが相手のことを思って言っているつもりでも、「上から目線でなんか嫌だ」と相手に伝わってしまっては、主張も伝わらないし自分も嫌われるしでまるでいいところがなさそうだ。
反感を与えず相手を変えるのはなかなか難しく、奥が深そうだ・・・。
相手を尊重して、まずは自分が変わることを常に意識したい。
「自分が変わる」、つまりは成長することだ。
自分の話が長くなったが、人間関係がなんだかうまくいかないと悩んでいる人は、本書を読んでみるといいかもしれない。
「愛され社員」で行こう! | |
藤沢 あゆみ
日本実業出版社 2008-04-10 おすすめ平均 |
2 Comments
はじめまして!著者の藤沢あゆみです。
拙著をお読みくださいまして、
書評まで書いてくださいましてありがとうございます。
はてブさせてくださいませ。
藤沢さん
コメント及びブックマーク、ありがとうございます。
本の著者様からコメントを頂いたのは初めてで、
びっくりしました。
が、こういうところにも「愛され社員」という藤沢さんの生き方が
現れるのかな、なんて思いました。
今後の出版物も楽しみにしてます。
ではでは~。