鶴岡秀子さんの著書、「10歳から起業すると決めていた 30代で年商14億を達成した私の仕事術」を読んだ。
10歳から起業すると決め、実際に年商14億円を稼ぐネットベンチャーを共同創業した著者の、主に「マインド」にフォーカスしたこれまでの歩みが描かれている。
私が特に気になったのは以下の部分だった。
人と違うことを、自分から始める勇気を持つ
自分よりも優れた人に教わる
プロとは再現性のある人、つまり同じことがいつでもできる人
お客様に好かれようと自分をつくってしまうよりも、お客様を好きになろうと素直になること、そこからすべて始まる
結局、この人となら一緒に仕事をしたいって思われるかどうかが一番大事
チャンスの神様は前髪しかない
上記以外でもう一つ面白いエピソードがあったので載せておこうと思う。
著者が採用活動にて面接した際の質問だ。
「あなたは、ご自分をラッキーなタイプだと思いますか?アンラッキーなタイプだと思いますか?」
1「私って、いつもラッキーなタイプなのです」
2「私って、なぜかいつも貧乏くじを引いちゃうのですよね」
このように自分自身のことをラッキーだと答えた人と、アンラッキーだと答えた人では、ラッキーの数が本当に違っていたと思いますか?
実は、そんなことはないのだと思います。
毎日毎日を、「こんなに良いことがあった」と思いながら生きているか、「あんな目にあった」と思いながら生きているかの差なのだと思っています。
ちなみに著者も松下幸之助も、「自分はツイてる」と答えた人を優先して採用したようだ。
「ツイてる」について詳しく知りたい人は斎藤一人さんの著書を読むといいと思う。
さて最後に蛇足だが、以前ブログで紹介した著書、「ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか」が本書の中でも取り上げられていた(4月17日の記事参照http://d.hatena.ne.jp/lemoned-icecream/20080417/1208403276)。
10歳から起業すると決めていた 30代で年商14億を達成した私の仕事術 | |
鶴岡 秀子
ダイヤモンド社 2006-07-27 おすすめ平均 |