土井英司さんの著書、「「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー」を読んだ。
いつもお世話になっている書評メールマガジン、「毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン」の土井さんの著書ということで、読んでみた。
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本書は土井さんのいうところの「伝説の社員」、つまりとんでもなく成功する一握りになるための秘密を語ったものだ。
中身は様々だが、根幹を成しているのは、
●若いうちは安く自分を売り、様々なことを経験するチャンスにする
●一流の人との出会いを通して自分にしかできない強みを知り、それを磨く
●予算を小さくまとめず、自分の経験となるもの、血肉となるものに自腹を切って、どんどん「自己投資」する
の3つになるのではないか。
要するにどれだけ成功できるかは、若いうちにどれだけ後にレバレッジ(てこ)となるような下済みをつめるかに等しい。
時がたつにつれその下済みにレバレッジがかかり、後に大きなリターンを生み出す。
よって、目先の給与ばかりにとらわれて転職を繰り返しても、結局は自分の伸びしろを犠牲にすることになり、最終的には大成しない。
まずは自分を安く売ってでも後にレバレッジとなるようなものに投資するべきだと理解したうえで、後に大きく実りそうな「自己投資先」を見極めるヒントは何かという視点で本書を読むと、効果的だと思う。
以下、私用メモ
●仕入れの段階で、あなたの人生は成功か失敗か決まっている
●習慣は成功する5%にしてくれる
●会社のではなく、自分の顧客を開拓する
「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー | |
土井 英司
草思社 2007-04-17 おすすめ平均 |
2 Comments
>習慣は成功する5%にしてくれる
最近、自分にとっての成功って何だろう?
と思うことがしばしばあります。
結構年々変わってきているかもしれません。
最終的なところは変わってないのですが(^^;
もう一度自身の中長期の成功定義を再確認しない駄目ですね~。
BJさん
>最近、自分にとっての成功って何だろう?
>と思うことがしばしばあります。
何が成功かは、人の価値観によりますよね。
目的の実現のためにあきらめることなく、
毎日を真剣に生きることが出来たら自分は成功だと思ってます。
何が大事かは人によるので、
他人の成功定義を自分に当てはめているうちは、
自分の志向性を犠牲にすることになり、
結局は成功できないのではないかと思います。
自分にとっての成功が何かをイメージし、
成長させていくことが大事なんでしょうね!