苫米地英人さんの「本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード」を読んだ。
本書は以前読んだ「努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方」よりも前に書かれた苫米地さんの一冊です。
本書も素晴らしい内容なのですが、「努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方」と内容がかなりかぶるので、両方を読む必要はないと思います。
また、まだどちらも読んでいない人であれば、私は「努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方」のほうをお勧めします。
他人の目に自分がどう映っているかを気にするのはナンセンス。そもそも「他人の目に映る自分」自体が自分自身のつくり出した虚像なのですから、それを物差しにするなど意味のないことです。
これも”ランク付け”と同じで、「社会の価値観」なんて物差しを持っても、過去の達成感が定義する「幸せ」が得られるだけです。
資本主義社会、世間の定義する成功、他人の目など、私たちは「本当の自分」であることを許そうとしない様々な物事に囲まれていて、そのため「自分のなりたいもの」「自分のやりたいこと」が見えなくなっています。
本書はそんな現代社会の中で自分の「志」を見つけるための方法が説かれています(詳しくは以前の記事を参照)。
自分の価値というものは、出身大学や勤務している会社のブランド・職種、稼ぎ、容貌、血筋などとは関係なく、何をゴールにして生きるか、その志にあります。
私たちの未来を決めるのは過去の実績や今まで積み上げてきたものではなく、これからどんな未来をつかむのか、あくまでその選択なのです。
そしてその選択を決めるのが「志」なのです。
苫米地さんの著書は「選択のボトルネック」(詳しくはこちらの記事を参照)を解除するのにうってつけの一冊。
まだ読んでいない方は、是非「努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方」のほうを読んでみてください。
本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード | |
苫米地 英人
講談社 2008-08-06 おすすめ平均 |
4 Comments
苫米地さんの本は考えを根底から変えるようないい本なのですが、いかんせん同じ話題で何冊も本を出すのががっかりなところです。
だから「努力はいらない!・・・」も買おうか迷っていたのです笑
さねさん
確かに苫米地さん、すごい勢いで出版中ですね。
私は2冊でおなか一杯になりました(笑)
内容は「努力は要らない!…」のほうが充実しているので、
読んで損はないかと (^^;
こんにちは、はじめです。
私も苫米地さんの本は5冊ほど読みました。
CDブックの「洗脳護身術」が一番実践的で素晴らしいと感じています。
Toさねさん
たしかに同じような話題が多いですね^^
ただ、他の人たちが書いている本よりもより意味深くかかれているのが
すごいなぁと感じています。
はじめさん
なるほど、苫米地さんのオーディオブックとなると非常に興味深いですね。
ちょうど今日読んだ「非常識な成功法則」でテープ学習の重要性を認識したところなので、
早速これで実践してみようと思います。
ありがとうございます!