70倍・自動化営業法 | |
田原 祐子
中経出版 2008-11-01 おすすめ平均 |
田原祐子さんの「70倍・自動化営業法」を読みました。
「売れない営業マン」は「その日暮らしの営業」をしていることが多い
先日の記事で「営業のフレームワークを作ってしまいたい」と書きましたが、
●場当たり的に「その日暮らしの営業」をする場合
●ノウハウを体系化した「営業活動のフローチャート」を作っている場合
とを比べたとき、後者のほうが断然効率的に営業力を高め、成果をあげることが出来ると思います。
本書はまさに、営業活動を自動化・仕組み化するのにうってつけの一冊です。
「営業の自動化」×「クチコミの自動化」×「販促の自動化」=「ワクワク感が伝播する」70倍・自動化営業法
私も自分の営業フレームワークを作るときに、これをかなり参考にすることになりそうです。
以下、特に良いと思ったものをあげておきます。
● 営業のフローチャートをつくる
・ノウハウを体系化する
・営業を自動化する(→ホームページがヒント)
・お客様とのやりとりをフローチャート化して、あらかじめ決めておいた流れに当てはめていく
● 「USP」=「独自の販売提案」を集める
・売れない営業マンは売れない理由を商品のせいにする
・「USP」は「商品の強み」のこと
・「虫メガネ作戦」で商品を徹底的に検証する
・「シャーロックホームズ作戦」で現場に出向き、お客様がその商品をどのように使い、どのような点に魅力を感じているのかを徹底検証する
● 「商品カタログや提案資料などをまとめた営業ツール」=「Eファイル」を作る
・USPを一つのファイルにまとめて準備しておけば、だれでも商談をスムーズに進められる
・Eファイルはお客様の変化に合わせてアップデートさせていくものであり、お客様の生のトークや使用感をどんどんプラスし、ナレッジを蓄積していく
・Eファイル作成のポイントはP89を参照
70倍・自動化営業法 | |
田原 祐子
中経出版 2008-11-01 おすすめ平均 |