ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! | |
岸良 裕司 三本木 亮
ダイヤモンド社 2008-11-08 おすすめ平均 |
エリヤフ・ゴールドラットの「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」を読みました。
本書は”難しい”一冊でした。
内容を理解するのが難しいと言うよりも、消化するのが難しく、ところどころのポイントをつかむことはできても、本書を通して著者が伝えたかった真意にはまだたどりつけていないのではないかと思います。
とりあえず私が理解できたのは、物事は一見複雑に出来ているように見えて実はとてもシンプルであって、全てのものには調和の要素があり、対立を取り除くことは可能だと言うこと。
しかし、多くの人は、
1.物事を複雑に考えすぎてしまう
2.対立は避けられず、妥協することしかできないと考えている
3.問題を相手のせいにしたがる
というメンタルブロックを抱えているがために、物事のシンプルな本質にたどりつくことができないでいるということ。
そして、
●人は善良である
●対立はすべて取り除くことが出来る
●どんなに複雑に見える状況も、実は極めてシンプルである
●どんな状況でも著しく改善することができる
●どんな人でも充実した人生を達成することができる
●常にウィンーウィンのソリューションがある
という前提に立ち、
●他人に責任を押し付けたり
●自分のコントロールの及ぶ範囲じゃないと考えたり
●自分の能力を超えていると考えたり
せずに、自分で全ての責任を持つことで、私たちは自分が将来どうなるかを、自分自身の選択で決めることが出来る、ということでした。
いろいろと思うことはありますが、どうももやもやしています。
学ぶことも多かったですが、自身の力不足を感じさせる一冊でした。
そういえば私の父親も本書を買っていました。
この本の真意は何処にあるのか、今度聞いてみようと思います。
ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな! | |
岸良 裕司 三本木 亮
ダイヤモンド社 2008-11-08 おすすめ平均 |