第8の習慣 「効果」から「偉大」へ | |
フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社
キングベアー出版 2005-04-23 おすすめ平均 |
スティーブン・R・コヴィーの『第8の習慣 「効果」から「偉大」へ』を読みました。
「ハリスの世論調査」で有名なハリス・インタラクティブ社が行った主要産業の主要職業に従事する米国内の常勤従業員2万3千人を対象にした調査によると、その結果をサッカーチームで表した場合、
●どっちが相手のゴールかがわかっているのは11人中4人
●勝負に関心があるのは2人
●自分のポジションと役割がわかっているのは2人
●11人中9人は敵よりも自分のチームメイトに対抗意識を持っている
というデータになるそうです。
小学生でももっとましなチームワークを見せられそうなものですが、残念ながら現実に世の中の組織でこのようなことが起きているのだそうです。
果たしてこのようなチームにおいて働く人々は、自分の力を100%発揮できているのでしょうか。
充足感を感じながら働いているのでしょうか。
現実にはフラストレーションを感じているのではないでしょうか。
前著『7つの習慣』のテーマは”Effectiveness”でしたが、本書のテーマは”Greatness”、つまり「偉大さ」です。
「第8の習慣」は、うっかり忘れていた習慣をこれまでの七つにつけ足す、というようなものではない。「7つの習慣」に第三次元の局面、つまり質的な奥行きをもたらす力を理解し、活用するためのものだ。
「第8の習慣」とは、自分のボイス(内面の声)を発見し、それぞれ自分のボイスを発見できるよう人を奮起させるためにある。
本書は内容的にはとても面白いのですが、ただ非常に難しいです。
私の読解力では、まだ断片的にしか内容を理解することができませんでした。
5年後くらいに、リーダーシップについて本気で考えるようになったときに、もう一度読み直したいと思います。
今回はメモ書きのみとします。
●人間の4つの本質のうち1つでも無視すれば、人間をモノに変えてしまう。
●刺激と反応の間にはスペースがある。そのスペースの中に、反応を選択する私たちの自由と力がある。そしてその選択の中に、私たちの成長と幸福がある。
●人生の中で情熱を生み出す鍵になるのは、世界の中であなただけの特別な役割と目的を見つけることだ。どのような仕事をするか決める前に、まず自分自身を良く知る必要がある。
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