女装する女 (新潮新書) | |
湯山 玲子
新潮社 2008-12 おすすめ平均 |
湯山玲子さんの『女装する女』を読みました。
本書は神田昌典さんが、
これは来年のビジネスを考えるうえで、
とても刺激になるので、オススメ。
笑いながら、一気に読んでしまった後には、
男性は、女性の真実の欲求に耳を傾けることができるでしょう。
読み終えたあとは、
ふつふつと新たなビジネスのヒントがわきあがってくる。
とオススメされていた一冊です。
興味を持って、早速読んでみたのですが、なるほどこれは確かに面白いです。
●男性がどんどん「女性化」している
●アニメヒロインやフィギュアやAVと、黙っていればすぐに現実の女性から二次元の美少女、美女たちに性的リビドーが移ってしまう日本男児を振り向かせるために、女性は必死に「女装」する
●ネイルは仕事のガス抜き
●ボーイズラブものが女性にうけるのは、女性が本心では自分も攻めの快感を堪能したいから
●大人にとって子どもは、バーベキューやキャンプ、海、山遊び、アイスショーやサーカスなどのエンターテインメント、地域の行事や祭りなど、子どもをダシにしなければ無邪気には楽しめないものを楽しむための快楽特権
などなど、最近の女性の行動や傾向の裏にある心理や世界観が描写されていて、興味深いです。
私は、本書を読んで女性の新しいニーズをキャッチし、ビジネスのヒントにつなげるところまではいきませんでしたが、読む人が読めば確かにそういう発想も出てくる内容だと思います。
純粋な読み物としても楽しめるので、オススメします。
女装する女 (新潮新書) | |
湯山 玲子
新潮社 2008-12 おすすめ平均 |