がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー | |
平野敦士カール
ビジネス社 2009-03-26 おすすめ平均 |
平野敦士カールさんの『がんばらないで成果を出す37の法則ーアライアンス人間関係術ー』を読みました。
本書は人に上手に活かしてもらうための方法が書かれた、非常に面白い一冊です。
私がなによりも大切だと思うのは、小手先ではない、ありのままの自分を「正しく伝える力」です。
(中略)
私は自分の成長戦略を立てて正しい勉強を行い、自らの力を蓄え、そしてそれをまわりに評価してもらうことによって初めて幸せな成功をつかむことができると考えています。
(中略)
そうした信頼を少しずつ得ることによって人脈が膨らんでいくのです。
自分の時間を設けて自身の能力を磨くことはとても大事なのですが、それだけにこだわって周りとの関係作りを怠っていると、ただの独りよがりになってしまいます。
例えばサッカーでは、どれだけ能力のあるプレイヤーでも新しいチームに入りたての状態では周囲との連携が上手く取れず、最初はなかなか活躍できないものです。
チーム間でお互いにどういうプレーが得意でどういうプレーが苦手なのか、どういうクセや特徴があるのかといったことを共有できていないので、上手くお互いを活かせないからです。
ビジネスでも同じだと思うのです。
いくら個人のスキルや能力を磨いても、それを仲間に活かしてもらえなければ、また、自分も仲間を活かすことが出来なければ、結局はチームの中では活躍することが出来ない個人プレーヤーに終わってしまうでしょう。
むしろこれからの人材は、「自分がどこまでできて、どこからがわからないのか?自分の強みはこれで、逆にこれは欠けている」ということを自らが自覚していること、そしてそれを勇気を持ってまわりに発信することができるような人材ではないでしょうか。
自分は何が出来て何が出来ないのかを知ってもらう、最近は特にこれを強く意識しています。
なかなか難しいですけどね。
オススメなので、やる気が空回りしていそうな人は特に読んでみてください。
以下、私用メモです。
まずはビジネスマナーをしっかりと学ぶこと
人を出し抜くよりも助け合って仕事ができる人
「デキる人」より「スキのある人」、「切れる人」よりも「ちょっと抜けた人」、「格好いい人」より「愛嬌のある人」のほうが万人に好まれるビジネスパーソンといえます。
自分の弱点と思っていることが、実は「人間味」として人に見せるポイントになるものです。
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平野敦士カール
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2 Comments
こんにちは。わたしもビジネス書をブログで紹介しております。
この本もおもしろそうですね。
TAKUさんのサイトは非常に参考になりますね。
よろしければ相互リンクして頂けないでしょうか。
わんわんさん
了解しました、こちらからもリンクを張らせていただきますね。