やりたいことをやれ | |
本田 宗一郎
PHP研究所 2005-09 おすすめ平均 |
本田宗一郎さんの『やりたいことをやれ』を読みました。
本書はビジネス太郎さんのこちらの記事を読み、是非読みたいと思った一冊です。
間違えてアマゾンで2冊買ってしまいました。
ビジネス太郎さんの記事にもありますが、夢を実現する上で本当に大切なことは目標を紙に書くことでも潜在意識をフル活用することでもなく、失敗を恐れず情熱の声を頼りに挑戦し続ける勇気なのです。
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● 魂が入る
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構想とかアイデアとは、いってみれば魂のようなものだ。自分がつくったものには魂が入ってくる。だから愛着もわいてくる。
自分がつくったものに愛着が持てると、それを更によりよいものに磨き上げたい、世の中にもっと広めたいという情熱・執念がわいてきます。
本当に優れたものを作ろうと思うならば、この情熱と執念が不可欠です。
逆に言えば魂が入らないような構想やアイデア、製品では、たいしたものは生み出せないでしょう。
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● 勇気とは
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勇気というのは、強いからとか、勇ましいから勇気があるというのではない。たとえ、自分にとってどんなに不利な結果になろうとも、自分が真実であり、妥当であると考えたことを認め、それに賛成することこそが勇気である。
(中略)
いつ、どこで、誰でもが納得できること、そういう理想を生き方の中で追っていくことが、とても大切なのだと思う。そうした理想が、ほんとうの勇気にとって欠かせない考え方であり、勇気とは、その理想や目標を通して表れるものである。
現状に不満があるのならば、あえて空気を読まずにその場を壊してみる。
たとえ周囲から浮いていると思われようと、恐れずに自分の理想、思想を主張してみる。
自分を偽らずに、自分の理想や思想に現実を近づけようと働きかけられる強さこそが、勇気なのだと私は思います。
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● 若さの特権
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「前世紀の考え方から一歩も出られない先輩から”いい社員”だなんていわれるようじゃ、その先輩以上に伸びやしない。上司の顔色ばかりうかがって萎縮して生きるような人間は、日進月歩する現代には通用しない。先輩ににらまれるのを恐れていないで、若者らしく勇気を持っていろいろ経験し、視野をひろめろ。ある程度の行き過ぎや過ちがあったとしても、それが前向きの、正しいと信じた行動であれば、”若気の至り”として許される。これこそ若さの特権なのだから、むざむざ浪費してはいけない」
未来は、過去の積み重ねによって決まったり保障されたりするのではありません。
この先どんな選択をし、何を掴み取るかで決まるのです。
その選択のなかに、大きな事を成し遂げられる可能性が秘められているのではないでしょうか。
しかし、人生の時間は限られています。
選択できる回数や、掴み取れる数には限度があります。
それを他の人の顔色をうかがいながら、他の誰かの人生を無難に生きながら無駄にしていてはいけません。
私も新人だからと控えめになったりせず、自分が正しいと思ったことはまっすぐに主張できる強さを持ち続けたいと思います。
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本田 宗一郎
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One comment
こんにちは。
今日は、風邪から復活した娘と、
ブログ見させていただきました。
横で邪魔されてます(><)
また遊びに来ます!