図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる! | |
椋木 修三
経済界 2004-11 |
昨日に続き、勉強本を読みました。こちらも、短期間で成果を出したい方にオススメです。何故立て続けにこういう本を読んでいるかというと、私自身がある資格の取得に向けて勉強を始めているからです。普通は予備校に数年間通いながら取る資格を、独学で、1年以内に取ろうとしています。無茶だな・・・とは自分でも思いますが、TOEICのときも何とかなったので、今回もがんばります。さて、本書の紹介にうつります。
1.勉強する理由を問う
勉強したいな〜と思っている方は、勉強を始める前に自分が何故勉強したいのかをまず考えてみましょう。資格を取りたいから?大学に受かりたいから?それだけでは不十分です。勉強していると最初はやる気が続きますが、だんだんめんどくさくなり、「オレはそもそもなんで勉強してるんだっけ?」と疑問に思い始めます。「そうだ、オレは〇〇だから勉強してるんだった!」と自分を奮い立たせる理由がないと、とても勉強なんて続きません。資格を取るのであれば、何故その資格なのか、それを取ることでどんないいことがあるのか、逆に取らないとどんな悪いことがあるのか、十分に検討した上で、本当に勉強する必要があると思った場合のみ勉強するようにしましょう。
2.必ず勝てるロジックを作る
ほとんどの人は勘違いしていますが、勉強には必ず勝てるロジックがあります。やるべきこと、必要なことはやったのに失敗した、ということはほとんどありません。それは、そもそも計画が間違っていたのです。例えば1年後にTOEICのスコアを700点から820点に上げたいのであれば、9ヶ月後までには790点、半年後までには760点、3ヶ月後までには730点に到達していなければなりません。
700点から730点にスコアを上げるために必要な差分を理解したら、それを3ヶ月で埋めるための勉強をすればいいのです。それをせずに、とにかく急いで勉強しようと闇雲に始めるから、非効率だし、無駄が発生します。まずは勝つために必要なロジックを作りましょう。
3.細かく長く勉強する
一夜漬けの勉強が長い目で見るとほとんど定着せず無駄に終わるように、休日だけ5時間勉強するというやり方は効率が悪くなります。定着しませんし、人の集中力はたかがしれているので、まず5時間も持ちません。そういう無理な学習計画は必ずどこかで無理が出ます。それが出来る人はそれでもいいですが、そうでない人は少しでもいいから毎日継続するようにしましょう。一日30分毎日勉強する、という負担のないサイクルにしたほうが継続しやすいですし、時間が短い分集中しており、定着するものです。
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椋木 修三
経済界 2004-11 |